2016年11月15日
阪神タイガースは、ゴメスと来季の契約を結ばないことを発表した。
今後は国内の球団がゴメス獲得に乗り出す可能性があり、とりわけロッテがその最有力なのではないかと言われている。
また近年、なにかと金にモノを言わせて選手を獲得するオリックスも、興味を示しているようだ。
いずれにしても交流戦でしか対戦のないパ・リーグの球団になって欲しいと思う。
また、ゴメス以外でもヘイグ、ペレス、サターホワイトの3人にも、来季の契約をしないことを通達したと発表した。
容赦なし。
結果を残せないものは、容赦なくチームを去るべし。
金本監督の超変革は、星野監督のソレと似ている。
われわれファンは、良い方向に向かってくれることを祈るしかない。
(追記終わり)
2016年11月10日
ゴメスの去就が不透明になってきた。
ヘイグとペレスの退団が決まり、野手陣の中で残った助っ人外国人はゴメスのみ。
心の支えとなっていたオマリー打撃コーチ補佐まで阪神タイガースのユニフォームを脱いだ。
次は自分なのではないか。
そんな不安さえ、本人の中にはあるだろう。
まさに孤立無援状態となってしまった。
スタメンを外されることも多かった今年のゴメス。
勝負どころで打てない姿が印象的だったように思う。
とにかく暗い1年だった。
そんな中、ゴメスにさらなる逆風が吹きそうだ。
FA糸井を獲得すればゴメスは・・・
オリックスからFA権を行使した糸井嘉男の獲得が濃厚となってきたことにより、ポジションの玉突きでゴメスが退団する可能性が出てきた。
糸井獲得が成功すれば、おそらくポジションはセンターかライトとなり、ライトでの起用となれば福留をファーストにまわす方向になり、さらには今年打撃力を開花させた原口も捕手との併用でファーストを守ることが予想される。
球団は新たな助っ人外国人野手のターゲットをサードに絞っている。
それでも、新助っ人獲得までの道のりはまだ遠く、11月中旬までにゴメスの残留を保証できない状態にある。
球団幹部の話によると「11月中旬には、まだ(新外国人は)決まらないと思う。もう少しかかるだろう」と長期化が必至であることを説明している。
そのため、ゴメス放出が濃厚となってきた。
なお、ゴメスの保有権は今月末までとなっていて、チームのためにも、ゴメス本人のためにもそれまでに明確な道筋を立てないといけない。
不透明な新助っ人問題とFA糸井の獲得の狭間で、これまで3年間タイガースで力強い打撃を披露していたゴメスがチームを去るかもしれない。
キャラクター的にも好きだっただけに、残念な気持ちになる。
それでもまだ残留の可能性も残されている。
すべては糸井の交渉次第となりそうな気配になってきた。
さらに阪神はFA公示された10日の15時を過ぎるとすぐに糸井にラブコールを入れた。
そして初交渉を11日にする模様で、もうメロメロ状態となっている。
ゴメスの残留は、糸井によって左右されるのかもしれない。