ヘイグ、ゴメス、ペレス、サターホワイトの4人を退団させた阪神球団が、次なる助っ人外国人の補強へ向けて、契約の最終局面を迎えている選手がいる。
ドミニカ出身の投手で、名前をローマン・メンデスという。
現在、メジャーリーグではGM会議が開かれていて、現地の関係者によるとレッドソックス3Aに所属するメンデス投手の代理人と阪神タイガースが交渉を行い、すでに最終局面に入っているという。
絶対的な守護神が不在だった2016年のタイガースにとって、ストッパーの補強は急務だ。
日本人の絶対的な守護神を育てることも重要だが、手っ取り早く助っ人外国人で補ってしまいたいというのが、優勝を史上命題に課せられた金本タイガース2年目の本音だろう。
大詰めを迎えていると報じられているローマン・メンデスがどんな投手なのかを調べてみた。
ローマン・メンデスのプロフィールと成績
国籍:ドミニカ共和国
生年月日:1990年7月25日
身長:190cm
体重:86kg
投打:右投右打
ポジション:投手
2007年、17歳の若さでレッドソックスと契約。
2014年7月にメジャーデビューを果たし、30試合に登板。
防御率は2・18と好成績を残した。
メジャー通算登坂は、45試合。
すべて中継ぎでの登板で、0勝2敗、防御率3・09という成績だ。
2016年のメジャー登板はなく、3Aで32試合 (64イニング) に登板。
4勝2敗2セーブ、防御率3・38、奪三振は59とあまり冴えない数字だった。
3A通算では87試合登板で、7勝5敗10セーブ、防御率3・37。
最速159キロという豪腕ながら、フォアボールが少なく、制球で乱れることは少ないようだ。
主な変化球はスライダーで、チェンジアップやツーシームなども投じる。
メンデスは活躍する?動画で検証
ソフトバンクのサファテのように、きれいなオーバースローから長身を活かした投球をするタイプではなく、どちらかというと投げ方はマテオに似ている。
同じようなタイプのピッチャーを2人とる必要はないような気がするが、その辺は球団フロントが判断するところなので、マテオとは違う何かがあるのかもしれないと、あくまでこちらサイドは期待するしかない。
パワータイプのピッチャーなのは間違いないのだが、獲得しようという結論に至った経緯が知りたい部分ではある。
活躍という部分では、今年のマテオのようなまずまずの成績を残すことはできると思うが、オスンファンのような絶対的な守護神になれるという希望は薄そうだ。
それでも蓋を開けてみないと分からないのが助っ人外国人。
良い方向に期待を裏切ってほしいと思う。
最後に素晴らしい動画がアップされていたので、それを見てみよう。
最後に2017年の補強情報をまとめた以下の記事もお楽しみいただければ幸いです。
阪神タイガース2017年補強まとめ!FAや外国人獲得の最新情報