6月28日、なんとか広島の悪夢を
振り払い連敗をストップさせた
阪神タイガース。
この試合は、30試合ぶりに
高山選手がリードオフマンで
先発出場しました。
オールスターでは、ファン投票で
セ・リーグ外野3枠をモノにしたり、
ルーキーとは思えない活躍。
それでも、ここ最近は打力に
精細を欠いていて、
打順も下位になったり、
スタメンを外れたりと
苦労していました。
上り調子になってきたと判断した
金本監督は、久しぶりに
1番で出場させました。
じつに30試合ぶり。
そんな期待に見事、応えました。
マルチヒットに打点もあげた!
高山選手は、5月18日の中日戦
以来となる1番に復帰しました。
結果は4打数2安打1打点。
さすがに並みのルーキーでは
ありませんね。
甲子園も高山選手の活躍に、
大盛り上がりでした。
やっぱり勝利はいいものですね。
まずは走力で魅せました。
3回の先頭で打席に立ち、
高く跳ねた二塁への打球で全力疾走!
見事に内野安打となり、その後、
先制点となるホームを踏みました。
さらには、貴重な追加点を
犠牲フライで奪い取りました。
チームを勝利に導いた高山選手は
「結果を出したいという気持ちでした。今のチーム状況と、久しぶりに1番で使ってもらって、監督の気持ちに応えたいと思っていました」
期待を裏切らないように
がんばってくれました。
起用した金本監督もチーム浮上の
きっかけになるようにとの
思いを込めたのでしょう。
「全然あきらめてないよ。こんなに悪いことって…。ありえないぐらいのプレーもあってね。アンラッキーな。たまっていると思うんで。逆に、いい潮目というか。待ち遠しいところもある。まだまだ油断はできないけど、絶対いい流れがくると思う」
まだ6月がようやく終わるという
時期です。
あきらめるには早すぎます。
それにしても広島は快調に
飛ばしてますね。