【阪神】38年ぶりの日本一に導いたのは?活躍した選手の成績まとめ

1964年以来59年ぶりの関西ダービーとなった2023年のプロ野球日本シリーズ。パ・リーグ三連覇のオリックス・バファローズを倒し、日本一に輝いたのは阪神タイガースでした!

今回は阪神タイガースを38年ぶりの日本一に導いた選手を紹介しますよ!

近本光司

日本シリーズ最高殊勲選手賞、いわゆる「MVP」に輝いたのは、近本光司選手でした。シーズン打率.285、シーズン出塁率.379、リーグトップの28盗塁に盗塁死は僅か3つという成績でセ・リーグ優勝にも大いに貢献した近本光司選手。日本シリーズでは7試合全てで一番に座り、29打数14安打で脅威の打率.483を記録、出塁率は.545とトップバッターとしての役割を十全に発揮しました。チームが勝利した第一戦、第四戦で3安打、最終戦では4安打を記録。まさしく近本光司選手の活躍がチームの勝利、日本一に直結したのですね。

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森下翔太

中央大学からドラフト1位で入団、ルーキーの森下翔太選手も日本シリーズで躍動、優秀選手賞に選ばれました。シーズン終盤に3番のポジションを多く任され、ルーキーイヤーからシーズン94試合に出場した森下翔太選手はポストシーズンでも重要な役割を任されたのですね。全試合で3番を任され、30打数8安打。打率でみると.267という数字だったものの、出塁率は.313。それ以上に、勝負どころでの活躍が目立ちました。第5戦で8回裏に逆転の2点タイムリー三塁打を放つなど、7試合で7打点を挙げシリーズの打点王に。この記録はルーキー選手の日本シリーズ打点記録を更新する数字でした。

シェルドン・ノイジー

今回の日本シリーズ、阪神 選手の中で最も強いインパクトを残したのはノイジー選手だったかもしれません。シーズンでは133試合に出場しながら打率.240、来季の契約は不透明な状況でした。しかし日本シリーズでは6番や5番に座り25打数7安打の打率.280、2本塁打で5打点をあげる活躍を見せましたよ。今年のタイガースは日本シリーズで本塁打がなかなか出ず、タイガースから飛び出した本塁打はノイジー選手が6試合目、7試合目に放った2本だけでした。特に最終戦では日本一をグッと手繰り寄せる先制3ランホームランを放つ活躍。優秀選手賞に選ばれ来シーズンの契約も勝ち取りましたよ。

村上頌樹

圧倒的な投手力でシーズンを制した阪神タイガース。先発陣で二試合に先発した投手は村上頌樹選手のみでした。シーズンでは22登板21先発で10勝6敗、防御率1.75で最優秀防御率に輝いた村上頌樹選手。日本シリーズでは開幕戦を任され、7回無失点被安打2与四球1の快投、山本由伸選手相手に投げ勝って見せましたよ。二度目の先発となった6試合目では5回4失点で敗戦投手となってしまったものの、シリーズ合計12イニングと、タイガース投手陣の中で最も長いイニングを投げ日本一に貢献しました。

青柳晃洋

勝ったほうが日本一、凄まじいプレッシャーがかかったであろう最終戦の先発マウンドを任されたのは青柳晃洋選手でした。2021年、2022年に最多勝を獲得するなどエース的存在だった青柳晃洋選手ですが、今年はシーズン8勝6敗ながらシーズン防御率4.57と不振。二軍落ちも経験し、日本シリーズでも6戦目まで登板が無かったことが現在の青柳晃洋選手のポジションを示していました。しかし、最終戦の先発を任された青柳選手は4回までを無失点に抑える好投。5回にピンチを背負い勝利投手の権利まであと一人というところでマウンドを降りたものの、その役割を見事に果たし日本一に貢献しましたよ。

最後に

今回は阪神タイガース日本一の立役者について紹介しました。

38年ぶりの日本一を成し遂げ、関西はお祭り騒ぎの阪神タイガース。来シーズンの戦いにも要注目です!