こんなに期待され、注目された選手は久々な気がする。
ドラフト会議ではビデオ判定で逆転ホームラン入団を果たした高山俊選手。
開幕スタメンとなれば、野手では2012年の伊藤選手以来となります。
金本監督はオープン戦、全14試合をスタメンで使うと宣言しましたが、13日の日本ハムファイターズ戦では先発することなく、途中からの出場となりました。
ケガが完治しないまま臨んだキャンプと、一軍合流以降に出場し続けたオープン戦の疲れをリフレッシュさせる狙いだったようです。
このまま行けば開幕スタメンは100%
16日ロッテとのオープン戦、先制のタイムリーを含むオープン戦初の猛打賞を記録しました。
球団新人のオープン戦猛打賞は、04年の鳥谷選手以来12年ぶりとなります。
オープン戦打率は0.355にまで上昇しています。
ホームランを見てみたいという期待も膨らんできました。
ロッテ戦後のインタビューでは「ヒットだったんで良かったけど、難しいボールに手を出してしまった。ヒットとゴロは紙一重。もう少しボールを上げて打てば良かった」と自身の評価は厳しいものでした。
確かにどん詰まりのゴロでしたが、飛ばした場所が見事でした。
「真芯じゃないけど、ヒットにできるボールはヒットにしますよという感じはしますね。まぁ最後の最後まで競争というつもりだけどね」と金本監督からは開幕スタメン当確のコメントは出ませんでした。
まだまだできる、こんなもんじゃないよ高山君ということなんでしょうか。
3月17日のヤクルト戦を含めて、オープン戦は残り5試合、ここまで期待に応えている高山選手の開幕スタメン捕りは間違いない。