エリック・キャンベル内野手を阪神が獲得間近【動画あり】

阪神タイガースの助っ人野手獲得に向けた動きに大きな進展がありそうだ。

かねてからサードのポジションを助っ人外国人で補いたい姿勢だった阪神タイガースだが、候補がリストアップされるものの、なかなか獲得には至らなかった。

そんな中、2016年にチームトップのホームランを放ったゴメスとの契約を打ちきり、現状は外国人野手が0人になった。

「このままで行ってみないか」

僕が金本監督と親友関係にあったら、きっとそんな言葉を掛けてしまいたくなるのだが、球団はやはり即戦力となる助っ人外国人の獲得を目指しているようで、いよいよ実現間近という選手がいる。

メジャーリーグのメッツに所属するエリック・キャンベルという選手だ。

どんな選手なのか、動画も交えて見てみよう。

エリック・キャンベルとは?

puffer

国籍:アメリカ合衆国

生年月日:1987年4月9日

身長:191cm

体重:98kg

投打:右投右打

ポジション:一塁、三塁、外野

メジャー通算196試合に出場して、打率.221、7本塁打、44打点、9盗塁。

サード候補としての獲得になるが、二塁、遊撃、外野も守れるユーティリティープレーヤーだ。

かつて西武とオリックスに在籍したエステバン・へルマンのような選手なのだろうか。

まぁ、体格が大きく違うか。

2016年はメジャーで40試合に出場して打率.173、1本塁打、9打点と寂しい結果に終わった。

一方、3Aでは83試合に出場。

4年連続で打率3割以上となる.310、7本塁打、47打点をマークした。

明らかにホームランバッターではない。

球団はサードの新外国人の獲得が思うように進まずに焦っているのだろうか。

まるで去年のヘイグを獲得した時のような錯覚さえ覚えてしまう。

日本ハムの「スシボーイ」こと、レアードのようなホームランを打てる外国人サードを望んでいたはずが、ここへ来てアベレージヒッターを獲ろうとしている。

マートンの影を追いかけすぎているとしか言えないような気がする。

それとも球団はホームランを捨てたのか?

ゴメスを解雇して、アベレージヒッターを獲得する。

今年のゴメスはたしかに物足りなかったが、ホームランはそれなりだった。

来年も、なにか歯車がしっかり噛めば、打率も上がっただろうし、ホームラン、打点も稼げただろう。

それでも阪神タイガースはゴメスを捨てて、ヘイグタイプのハテナマークが灯る選手を獲得しようとしている。

球団はホームランを捨てた。

そう思うしか納得のしようがない補強行為だ。

いくらパワーヒッターのサード獲得が難航しているからと言っても、妥協で外国人を獲得するのってどうなのだろうか。

「なぁ、このままで行ってみないか」

僕が金本監督と親友だったらな、と強く思ってしまう。

今回はあまりキャンベル選手の紹介が出来ていない。

とりあえず動画を見てみよう。

当たり前だが、この手の動画は良いプレーしか切り取っていない。

紹介しておきながら本末転倒なのだが、こんなプレーを見せられても、期待はするものの活躍の保証はない。

今年のヘイグのような起用法だけはして欲しくないと願うしかないのだが、結果が出なければ「見切り」は早そうだ。

来年の秋にこの選手がタイガースでどのような地位を築けているのか、楽しみにするしかない。

最後に2017年の補強情報をまとめた以下の記事もお楽しみいただければ幸いです。

阪神タイガース2017年補強まとめ!FAや外国人獲得の最新情報