2016年7月7日
巨人0-6阪神
やりました!久々の快勝です。
巨人に連敗を喫して望んだ3連戦の最終日、
ドラフト5位ルーキーの青柳投手が
7回を1安打無失点ピッチング!
チームの連敗と自力優勝消滅を
阻止しました。
今年はルーキーに助けられる1年です。
チームの窮地を救ったのはクオータースロー右腕
この試合ではツーシームを軸にした投球で、
相手打線に何もさせませんでした。
敵将である高橋監督も
「試合内容としては0点。なんの見所もない試合をしてしまって申し訳ない」
と、言葉少なでした。
三振と凡打の山を築いた青柳投手は、
軸にしていたツーシームと、
アクセントになっていたスライダーで、
巨人打線に的を絞らせませんでした。
なかでも、坂本、長野の
連続空振り三振は爽快でしたね。
内、外の出し入れも、この試合は抜群でした。
コーナーをうまく突いていたのと、
低めへの意識が強く、
ゴロアウトが多かったのが、
それを証明していました。
テレビ解説を勤めていた山本昌さんも、
この日の青柳投手のピッチングを
絶賛していました。
また、自身のプロ初勝利の年齢と同じ
ことについてや、
これから勝利を積み重ねて、
200勝投手になるように激励も。
阪神から200勝投手って、
何年出てないんだろう。
そんなセンチメンタルにさせてくれる
山本昌さんの発言でした。
青柳投手も、ずっと阪神に在籍して
伝説を作ってほしい!
憧れの小林繁を越えろ!
伝統の一戦で、これでもかという
素晴らしい投球を披露してくれた
青柳投手は、試合後のインタビューで、
ルーキーらしいコメントをしました。
「走者を出しても『まだ点差がある』と思って投げました。野手の皆さんのおかげです」
いや、絶対にこの試合は、あなたの
おかげですよ!と、
このコメント聞いた時に思いましたね。
青柳投手が憧れる小林繁さんに
近付いたのではないかという問いに
「一回だけだとたまたまかもしれないので、これを積み重ねられるようにしたいです。『巨人キラー』と呼ばれるように、やっていきたいと思います」
と、力強い言葉を残してくれました。
偉大な先人に一歩でも近付いてほしい!
試合後の監督インタビューでは、
金本監督の喜びの声が聞けました。
「(苦手の左に対して)0安打ですかね。変化球もツーシームとかいいところに決まってね。『もう少しフォアボールも多くて打たれるかな』と思っていたが予想外のナイスピッチングでした」
テレビインタビューだったので、
嬉しさが表情に出まくっているのが、
良かったですね。
試合終了後にナインを迎える金本監督の
笑顔も、なんとも印象的でした。
めちゃくちゃ嬉しそうな、
子供みたいな笑顔。
これから何度も見たいですね、あの笑顔。