今年の交流戦は雨で流れた
オリックス戦を残して、
ほぼ全日程が終了しました。
阪神は、6勝11敗で
10位という成績です。
今年もパ・リーグの強さの前に
屈したことになりますが、
それでもセ・リーグ首位の
広島は11勝6敗1分で
全体の3位となるなど、
健闘しています。
交流戦の結果がそのまま、
セ・リーグの順位を表しています。
昨日のソフトバンク戦も、
その強さを目の当たりに
させられました。
阪神のハイライトといえば、
なんといっても中谷選手が
プロ初打点を
あげたことでしょう。
期待されてきた中谷がようやく!
5点を追う7回
ジェット風船が舞う甲子園
一塁ベンチの前では
円陣ができていました。
厳しい表情でゲキを飛ばす金本監督。
中谷選手は7回表の守備から
途中出場していました。
ワンアウトでランナー三塁という
場面で打席がまわり、
見事にセンターオーバーの
タイムリーツーベースを放ちました。
中谷選手の試合後のコメントです。
「途中から出てアピールしないといけない立場。ランナーをかえすという気持ちだった」
金本監督も試合後には中谷選手に対するコメントをしています。
「途中から出てね。彼には2試合スタメンをやると言っていたので。右ピッチャーとか(雨天)中止になった関係でね。(スタメンで出られなかったので)チャンスを多めにやろうと。きっちり右ピッチャーだったけど(結果を出してくれた)」
若手が躍動する金本タイガース。
これで良いと思います。
負けて当然のメンバーでしょう、正直。
それが許されるのは就任一年目の
今年だけかもしれませんが、
とにかくたくさんの若手が
プロ初◯◯を見せてくれているのが、
何よりも嬉しいです。
今のうちに悔しい思いを
たくさん経験して、
優勝へ向けて突き進んでくれ。