クライマックスシリーズの敗退が決まった福岡ソフトバンクホークスから、国内フリーエージェント権を取得した森福允彦投手が権利を行使するのではないかという報道が浮上した。
いち早く巨人が獲得に興味を示しているが、阪神タイガースも獲得に向けて調査に乗り出すのではないかと予想されている。
説明不要の優秀な中継左腕投手のFAとあって、阪神や巨人以外でも複数球団が調査に乗り出しているようだ。
FA権の行使についての明言はしていないが、他球団の話も聞いてみたいという興味はありそうだ。
実際に獲得することができれば、確実に中継ぎの戦力アップとなるだろう。
森福允彦の獲得は実現するか?
森福の年俸は1億2000万円で、移籍となれば補償不要のCランク選手という扱いになる。
プロテクト外の人的補償を受けないランクということもあり、在籍球団のソフトバンクも全力で慰留に努めるだろう。
もし、本人が移籍を望むとなれば争奪戦は必至だ。
今年は50試合に登板して、チーム2位タイの18ホールドポイントを記録した。
クライマックスシリーズでの敗退を受けてから、記者の取材に対して以下のようなコメントを残した。
「負けたばかりなので決められることは何もない。今後の人生のことでもあるので、ゆっくり考えたい」
熟考の末にたどり着く結末に12球団の関心が集まるだろう。
阪神タイガースにとっても、戦力は1人でも多いほうがいいと思う。
ピンチの場面でも動じないメンタルの強さは若手投手にも良い手本となるはずだ。
昨年オフに中日から移籍してきた高橋とともに左腕中継ぎとして活躍してくれるだろう。
最後に2017年の補強情報をまとめた以下の記事もお楽しみいただければ幸いです。
阪神タイガース2017年補強まとめ!FAや外国人獲得の最新情報