2016年9月4日 甲子園
阪神3―1DeNA
阪神は3-1でDeNAに逆転勝ちし、連敗を7で止めました。
本拠地の甲子園での白星は、じつに7月31日以来となる35日ぶり。
8回まで横浜DeNA先発の今永に抑えられていた阪神打線ですが、8回表に横浜は今永の打席で代打を送りました。
攻略できなかった投手を交代してくれたことが、タイガースを良い方向に導いてくれました。
北條、上本の連打から、高山が値千金の同点タイムリーを放ちました。
吉田義男に並ぶ歴代5位119安打!岡田彰布を超えた歴代4位55打点
横浜2番手の田中が投じた3球目はコースが甘くなったカーブ。
高山はコンパクトに振り抜いて、センター返し。
飛びすぎて捕球されるかもしれないと思いましたが、横浜センター桑原の必死のダイビングキャッチも及ばず、グラブからこぼれ落ちた瞬間は、歓喜に沸いた甲子園球場!
このタイムリーヒットで55打点目となり、阪神の新人では80年の岡田彰布を抜いて歴代単独4位に。
さらにこの試合の高山は2安打を加えて、119安打として、53年の吉田義男と並ぶ5位になりました。
これに対して高山本人は以下のコメント。
「ヒットは1本ずつしか増えないので、今後も1本、1本かな。打点はチームメートがチャンスメークをしてくれている結果。それに応えることができれば、積み重なっていくと思う」
こんなに頼もしい新人が入団してくれたことを嬉しく思う反面、高山がいなかったら今頃タイガースどうなってるんの?と疑問に思ってしまいます。
最下位手前まで落ち込んだチーム成績。
歯止めが効かない状況の中、ほんとうにこのルーキーは素晴らしい活躍を見せてくれています。
残り16試合。
3位のDeNAとは4ゲーム差です。
クライマックスシリーズ出場の可能性が残されている以上、そこを目指していかないとチーム力の向上なんて、あったもんじゃない。
ルーキーばかりに頼っていても仕方ないけど、高山は本物です。
来年以降も成績を残せることを願うしかない。
応援するしかないですね。