阪神鳥谷スタメン復帰!即3安打猛打賞!

2016年8月3日 横浜

阪神3―4DeNA

前回7月27日のヤクルト戦で、

完封勝利をマークした能見投手が先発。

初回、1点の先制点を味方からもらい、

気持ち良くマウンドに上がりました。

しかし、いきなり落とし穴が。

先頭・桑原への初球が、なんとデッドボール。

気持ちの整理がつかないまま、桑原には

盗塁も決められてしまいます。

続く石川のセカンド正面のゴロを

荒木選手がトンネルしてしまいます。

2塁から桑原が返って、あっけなく同点に。

続く梶谷には2球目の直球を完璧に捉えられ、右翼最上段へ飛び込む2ラン。

さらに筒香にも同じく直球を逆方向の左翼スタンドに運ばれる2者連続本塁打。

打者4人から1アウトも取れず

4点を奪われました。

2回以降は、完封した時のような

投球を披露して、無安打に抑えます。

能見投手は6回まで投げて、4失点。

許した安打はホームランの2つだけ。

その4点が響いて試合は負けてしまいました。

そんな試合ですが、鳥谷選手が久しぶりに

「3番ショート」でスタメン復帰しました。

スタメン復帰の鳥谷が3安打!

7月23日の広島戦以来9試合ぶりに

スタメン復帰した鳥谷選手。

横浜の先発が、鳥谷選手が得意とする

山口投手だったことも、

金本監督がスタメン復帰のGOサインを

出したきっかけになりました。

初回2アウトランナー無しで迎えた

第1打席ではライトへツーベース。

続く福留選手のヒットで先制のホームを

踏みました。

3回2アウト1塁の第2打席も、

ライト前にポトリと落ちるヒット。

5回2アウトランナー無しの第3打席は、

センター前へはじき返しました。

4打数3安打で今季3度目となる猛打賞で、

復活をアピールしてくれました。

4度の守備機会もソツなくこなしたのも、

ほっと安心しました。

「いつでも行ける準備はしていました。自分が決めることじゃないので。でも状態は悪くなかった。まあ、結果がすべて。勝つためにやっているので、次は勝てるように」

そう、鳥谷選手も言うように、勝ってなんぼ。

猛打賞の結果に金本監督は、「モチベーションが上がってくるんじゃないかな」と期待をのぞかせていました。

借金は10となりました。

それでも3位の横浜とは5ゲーム差です。

まだまだあきらめるには早いですよね。

とにかく勝つこと。

それ以外には何もいりません。

育成だけの年なんて、まっぴらごめんです。

勝ちながら育てる。

それが育成の原動力にもなります。

目の前の試合を勝ち越していけば、

おのずと借金も減っていって、

クライマックス圏内に入れます。

シーズン終わる頃には、未来に期待が

持てるような結末になっていることを

願って、毎日応援しましょう!