2016年7月26日 甲子園
阪神5―3ヤクルト
こういう試合を待っていました。
甲子園で久しぶりの勝利!
じつに7月は最初の勝利です。
初回にいきなり3点を奪われるという
「またかよ」と思わせる展開から、
久しぶりの集中打と、
最後は主砲の一発で逆転という
理想的な勝ち方ができました。
7月の甲子園で、初めての勝利です。
初回以降は本来の投球を披露した
岩貞投手が、試合を崩さず、
球児にバトンタッチして、そこからは
0封リレーで逆転を呼び込みました。
試合前には女性神主に「お祓い」して
聖地での勝利を祈願したカイもありました。
ゴメスのホームランでウル虎勝利!チームを変えるのはファンの明るさ!
ウル虎の夏イベントが開催されて、
お祭りムードの甲子園をさらに
熱狂の歓喜に導いたのは、主砲の
豪快な一発でした。
夏の祭りに花火はつきものです。
ゴメス花火が飛び出したのは、
試合終盤の8回裏でした。
その流れを作ったのが、
日米通算1000奪三振を達成した球児でした。
つねにタイガースのことを考えてきた
球児が達成した偉大な記録で、
(みずから招いたピンチを切り抜けるという
おまけ付きだったのも良かったですが)
完全に流れは阪神に来ましたね。
そしてその裏の攻撃でゴメスがドーンと
大きな花火を打ち上げてくれました。
15号となったホームランは、
打ち上げ花火がドーンと花開く前の
登り竜を思わせるように
一筋の白い線を描きながら、
甲子園の夜空に舞い上がりました。
そのまま黄色一色に染まった甲子園の
スタンドに突き刺さり、大輪の花火に。
大歓声に包まれた甲子園が、
祭りのグランドフィナーレを物語っていましたね。
殊勲のゴメス選手は、
「しっかりたたけた。ああいう形でチームに貢献できてよかった。なかなか結果が出ない状況が続いていたけど、これからもチームに貢献できるように続けていきたい」
と、喜びと抱負を語りました。
ウル虎の夏イベントが、チームの空気を
変えてくれたことをヒーローインタビューで
球児が語ってくれました。
西岡選手の離脱、鳥谷選手のスタメン落ち、
なかなか浮上しない打線とチーム。
暗くなりそうなムードを明るく変えるのは、
なんといってもファン一人一人が明るく
チームを応援することだと思います。
今年はフラストレーションがたまるような
試合が多くて、怒りたくもなるし、
嘆きたくもなりますが、
こういう時こそ、
「明るく元気に阪神を応援しましょう!」
これに尽きるような気がします。