2016年7月13日 神宮球場
ヤクルト2-4阪神
頼れる4番が試合を決めました。
この日もリードをしながら、
それを守りきることができずに
同点に追い付かれて、嫌な流れの試合でした。
そんな重い空気を断ち切ったのが、
ベテランの福留選手でした。
試合後のヒーローインタビューでは、
珍しく笑顔で応対していました。
それほど嬉しかったんでしょうね。
では、試合内容を見てみましょー!
久々のホームランも飛び出した!
2対2で延長に突入した試合で、
11回、ツーアウト2・3塁で打席に
入ると、ペレスの6球目変化球を捉え、
左中間へ決勝の2点タイムリーツーベース!
西岡のフォアボールの後、
江越のヒットと盗塁でチャンスが拡大。
最高のお膳立てに対して福留は
「若い選手がチャンスをつくって、
ピッチャーも頑張ってたんで。
最年長なんで、何とかしてやろうと
思って頑張りました」
と珍しくインタビューで
笑顔が見られました。
打ったあと、二塁ベース上で
ガッツポーズ!
これまた珍しいですね。
これに対しては
「ベンチで全員が前に出て
ガッツポーズしていたんで、
ついつい釣られました」
と終始笑顔のインタビューとなりました。
1回には右中間へツーベース、
5回には5月26日以来35試合ぶりの
ホームランをライトスタンドへ放ちました。
久々のアーチに神宮の虎ファンも
大盛り上がりでした。
頼りになりすぎます福留選手。
これで何とか最下位を脱出しましたが、まだまだ借金は10もあります。
はっきり言って優勝は無理でしょう。
ならばクライマックスシリーズ圏内を
目指して戦うしかありません。
1位の広島とは14・5ゲーム差ですが、
2位の巨人までは4・5ゲーム差です。
2位以下はだんご状態なんで、なんとかなります。
福留選手の勝負強さがきっとまた
チームを勝利に導いてくれます。
勝ちながら若手も育つという理想の
形には、まだ程遠いですが、
後半戦も1つでも多くの勝利を味わいた
い。
超変革はまだまだ小変革レベルです。
それでも福留孝介という素晴らしい
手本を見て、若手野手はそこを
目指して超変革して欲しいですね。