2022年より、阪神タイガースの監督を務めている岡田彰布さん。座右の銘は「道一筋」。周囲の不理解や反対があっても、自分の信じた道を突き進めという気持ちが込められているそうで、まさにそんな強い信念をモットーに野球人生を歩んできました。「チームを率いる能力、素質を持ち合わせている。」と評価され、これまで阪神タイガースとオリックス・バッファローズの監督を務めてきた人物です。今日は、そんな岡田彰布監督の現役時代の成績に加え、親近感が湧いてしまうプロフィールについてもご紹介していきたいと思います!
岡田彰布の基本プロフィール
- ニックネーム:オカ、どんでん
- 生年月日:1957年11月25日
- 年齢:65歳
- 出身地:大阪府
- 身長:175cm
- 体重:77kg
- 趣味:将棋
著書「頑固力」を出版している岡田監督は、まさに野球業界では頑固な性格で知られてきました。あの野村克也さんからも、「何を考えているのか分からない」「変わった采配をする監督」と評価されるほど。選手にサインを出さないという行動もみられ、阪神タイガースのコーチからは「人の話を聞かなさすぎる」と苦言を呈されることもあったのだとか。そんな岡田監督の口から飛び出す名言は、ニックネーム「どんでん」にちなんで「どん語」と言われ話題になることもあったそうですよ。
気になる岡田監督の選手時代とは
阪神タイガース時代(1980~1993年)
大学野球の花形選手として知られていた岡田監督は、当時のドラフト会議でも一躍話題に。なんと6球団から1位指名されるほどの選手だったそう!一人っ子のため、いずれ関西に帰ってきてほしいと母親が願っていたこともあり、1980年に阪神タイガースに入団します。入団してすぐのオールスターゲームの第1戦では、当時史上最年少となる22歳7か月で代打本塁打を放ちました。この記録は、2015年まで破られることがなかったそうですよ。1987年頃から不振が目立つようになり、外野手として活躍しながらも、「体力の衰え」という理由で1993年には阪神タイガースを自由契約となります。
オリックス・ブルーウェーブ時代(1994~1995年)
「これからも阪神ファンであり続ける」と涙とともに別れを告げ、次のステージであるオリックスへ移籍。阪神戦で打席に立つと、なんと阪神ファンからも声援を受けるという場面もあったそうですよ。日本シリーズへの出場はなかったものの、1995年に10年ぶりの優勝をオリックスで経験したと同時に、現役を引退。
現役引退後はコーチとして活躍
引退後、1996年にはオリックス2軍の助監督兼打撃コーチに就任。その後、同じく2軍の助監督兼打撃コーチとして阪神にも復帰します。2軍の助監督から監督になり、若手選手の育成に力を入れてきました。「2軍が育っていくのが楽しみで、一番の思い出だ」と語るなど、選手や野球と真正面から向き合って指導してきたことが伝わってきますね。
そして監督就任!
2003年、星野仙一監督の退任に伴い、後任として1軍監督に就任。球団史上初の、大阪府出身の監督となります。「期待してもらって結構です」という挨拶が印象的でしたね。2008年に監督を退任すると、翌年の2009年からオリックス・バッファローズの監督として再出発しました。一時は最下位となるなど、好不調の波が激しいオリックスでしたが、3試合連続サヨナラ勝ちを2回も達成した、プロ野球史上唯一の監督となりました。
まとめ
頑固者として、野球関係者や野球ファンからも賛否が分かれた、岡田彰布監督の野球。現在は再び古巣・阪神タイガースに舞い戻り、第1次監督時代、およびオリックス監督時代と同じ背番号80を掲げています。これまで、新人王にセ・リーグ最優秀監督賞も受賞してきている岡田彰布監督。今後の阪神タイガースの活躍も楽しみですね。世の中の気になるニュースは、TWINKLE BLOGでよりたくさんお伝えしています!