ヤクルトスワローズの優勝、セ・リーグの2年連続勝ち越しで幕を下ろした、2022年セ・パ交流戦。ヤクルトと交流戦優勝争いをしたのが、我らが阪神タイガースです。
今シーズン序盤は大型連敗があり、つまづきましたが、ここにきてチーム状況が整い、セリーグの4位にまで、順位を上げてきています。
今回は、タイガースに特に注目しながら、セ・パ交流戦の結果についてまとめていきます。
2022年セパ交流戦 結果まとめ
まずは、交流戦 セパ勝敗についてまとめます。セ・リーグ55勝、パ・リーグ53勝とセ・リーグが勝ち越し。これでセ・リーグの勝ち越しが、2年連続の3回目となりました。
各球団の勝敗一覧
球団名 | 勝 | 負 | 勝率 | ゲーム差 |
東京ヤクルトスワローズ | 14 | 4 | .778 | 優勝 |
阪神タイガース | 12 | 6 | .667 | 2.0 |
千葉ロッテマリーンズ | 10 | 8 | .556 | 4.0 |
福岡ソフトバンクホークス | 9 | 9 | .500 | 5.0 |
埼玉西武ライオンズ | 9 | 9 | .500 | 5.0 |
横浜DeNAベイスターズ | 9 | 9 | .500 | 5.0 |
東北楽天ゴールデンイーグルス | 9 | 9 | .500 | 5.0 |
北海道日本ハムファイターズ | 8 | 10 | .444 | 6.0 |
オリックス・バファローズ | 8 | 10 | .444 | 6.0 |
読売ジャイアンツ | 8 | 10 | .444 | 6.0 |
中日ドラゴンズ | 7 | 11 | .389 | 7.0 |
広島東洋カープ | 5 | 13 | .278 | 9.0 |
通算ではセ・リーグが勝ち越していますが、球団ごとに見ると勝ち越しをしているのはヤクルトとタイガースだけで、ジャイアンツ、ドラゴンズ、カープは負け越しています。
阪神タイガースの交流戦まとめ
タイガースは、12勝6敗で交流戦2位に輝きました。また、セ・リーグの順位もベイスターズ、ドラゴンズをかわし4位に浮上しています。上位のカープ、ジャイアンツも不安定な戦いをしていますので、一気にAクラス入りというのも夢ではないところまできました!
パリーグ各球団との対戦成績
各球団との戦績を一挙にご紹介します!青柳選手が抜群の安定感で勝ちを計算でき、中継ぎの湯浅投手、抑えの岩崎投手も安定して、しっかりと勝ち切ることができました。巡り合わせ的にも、しかしたら裏ローテに当たり続けていたかもしれませんが、それでも勝ちは勝ち。ここから浮上していくきっかけとしては十分と言えるでしょう。
対 東北楽天ゴールデンイーグルス(甲子園球場)
5月24日 1 – 0 ○ 勝:西勇 敗:田中将
5月25日 1 – 6 ● 勝:辛島 敗:西純
5月26日 0 – 1 ● 勝:宋家豪 敗:岩崎
対 千葉ロッテマリーンズ(ZOZOマリンスタジアム)
5月27日 1 – 0 ○ 勝:ウィルカーソン 敗:益田
5月28日 6 – 2 ○ 勝:青柳 敗:佐藤奨
5月29日 2 – 3 ● 勝:ロメロ 敗:伊藤将
対 西武ライオンズ(甲子園)
5月31日 0 – 2 ● 勝:佐藤 敗:西勇
6月1日 5 – 4 ○ 勝:西純 敗:與座
6月2日 6 – 1 ○ 勝:ガンケル 敗:隅田
対 北海道日本ハムファイターズ(甲子園)
6月3日 9 – 7 ○ 勝:渡邉 敗:堀
6月4日 3 – 0 ○ 勝:青柳 敗:杉浦
6月5日 8 – 3 ○ 勝:伊藤将 敗:吉田
対 福岡ソフトバンクホークス(PayPayドーム)
6月7日 2 – 0 ○ 勝:西勇 敗:石川
6月8日 0 – 1 ● 勝:東浜 敗:西純
6月9日 0 – 4 ● 勝:レイ 敗:ウィルカーソン
対 オリックス・バファローズ(京セラドーム大阪)
6月10日 6 – 1 ○ 勝:青柳 敗:山﨑福
6月11日 3 – 2 ○ 勝:岩貞 敗:本田
6月12日 9 – 1 ○ 勝:ガンケル 敗:宮城
日本生命賞(セリーグ)に大山選手が選出!
セ・パ交流戦では、MVPの他に各リーグの中で最も優れた選手に「日本生命賞」が授与されています。今年は、7本塁打、21打点で交流戦打撃部門で2冠に輝いた、タイガースの大山選手が選出されました。
交流戦前までの45試合とほぼ同等の結果を18試合で叩き出すという、凄まじい活躍ぶりでした。また、勝利打点もヤクルトの村上選手と同数の5を記録し、三冠王受賞とも言えます。
まとめ
昨年の日本一チームヤクルトが、強さを見せつけた2022年の交流戦となりました。セ・リーグの球団が苦しむなか、阪神タイガースは十二分の戦いを見せてくれました。これから梅雨、夏の甲子園大会などでなかなかホームアドバンテージを得られなくなる期間となっていきますが、この調子でどんどん上位進出を果たしてもらいたいですね。
一方で、阪神戦は一部ファンが声出し応援をしていたり、ファンとファンとの争いがSNSにアップされるなど、試合とは関係のないところで球団の評価を下げてしまいました。チームが良い戦いをしていただけに、少し残念な報道でしたよね。ルールを守って楽しく観戦をしていきましょう!