「寅年」の阪神タイガースって強いの?それとも「ダメ虎」!? 

2022年は寅年!昨年は優勝したヤクルトにゲーム差なしの2位に終わった我らがタイガーズですが、寅年の今年は「猛虎」の如く、勢いに乗って2005年以来のセリーグ優勝を!と期待するファンも多いはず。そこで気になるのは、タイガースの過去の寅年の成績ではないでしょうか?この記事を読むで過去の成績を把握した上で、2022年は阪神優勝に賭けてみるのも面白いかもしれません。

過去の寅年の成績は?

過去7度の寅年におけるを成績を振り返ってみると、優勝は1リーグ時代の1938年春と2リーグ分立後の1962年(初のセ・リーグ優勝を果たしました!)。打力が光った2010年は惜しくも僅差の2位でしたが、チーム打率.290、本塁打173本と打線は活発!マートンが当時NPB史上最多の214安打をマークした他、平野恵一がリーグ2位の打率.350、ブラゼルが同2位の47本塁打を放つ活躍でした。

寅年通算成績

寅年の通算成績はというと、887試合で448勝411敗28分けと勝ち越し!計8シーズン(1938年は春と秋に分ける)でAクラス6度(優勝2回、2位2回)と、どうやら寅年のタイガーズは成績の良い年が多いようです。

最大の不安要素は1998年!?

実は、過去の寅年で「ダメ虎」を発揮してしまったこともあるようで・・・連覇を狙っていた1986年は4番の掛布が手首に死球を受けて骨折するなどアクシデントもあり、終盤に失速。優勝した広島とは13.5ゲーム差の3位に終りました。一方で、主砲バースが2年連続3冠王を手にした他、投手では高卒1年目の遠山昭治が8勝をマークしています。最悪だったのは、1998年シーズンで52勝83敗と寅年唯一の最下位になっています。しかし、この年ルーキーだった坪井智哉が打率.327をマークしてセ・リーグ連盟特別表彰を受けており、もちろん明るい話題もありました。

まとめ

以上、阪神タイガーズの寅年の成績を振り返りました。合計8シーズンでAクラス6度という、正に「猛虎」を感じさせる成績を残しているタイガーズ。今年は60年ぶりの『寅年V』となるのでしょうか。期待して、応援していきましょう!