野球が「通年化」する日はまもなく!?あなたも阪神球団代表選手になれるかも

春夏の高校野球と言えば、センバツと甲子園。我らが阪神も春季キャンプを経て、ペナントレース開幕、クライマックスシリーズ、日本シリーズと秋季キャンプで閉幕-。野球大国の日本においては、野球で四季を感じることもままあるのではないでしょうか。そこで気になるのは、プロ野球閉幕後の冬の時期。今、日本ではプロ野球閉幕後の冬から春にかけてeプロリーグを展開し、通年にわたって野球を楽しめるようにとする動きがあるようなのです!

そもそも「eスポーツ」とは?

近年、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える「eスポーツ」が世界中で大きな盛り上がりを見せているのをあなたは知っていますか?実は2024年に開催されるパリオリンピック・パラリンピックの新種目としても採用が検討されている「eスポーツ」ですが、日本でも2017年以降に様々な企業が参入し、徐々にその認知度を上げてきています。

野球界でも進む「リアルスポーツのeスポーツ化」

近年では、日本野球機構(NPB)がKONAMIと「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」を共催しています。プロスポーツの統括団体がeスポーツのプロリーグを主催するのは世界的にも珍しいようですが、その目的はシーズンオフの時期にeプロリーグを展開し、通年にわたり野球を楽しんでもらいながら、ネット空間からの新規ファンの掘り起こしをねらい、野球の振興につなげるというもの。

「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」

実際のプロ野球12球団の選手データを反映したキャラクターが登場するKONAMIの人気野球ゲーム「実況パワフルプロ野球(パワプロ)」。このゲームの一般プレイヤーを対象に、オンライン予選大会・選考会を実施し、選抜されたプレイヤーが「eドラフト会議」にて、各球団からeスポーツ選手として指名されます。そのためパワプロプレイヤーたちに選考会を勝ち抜けきさえすれば、プロ野球各球団の代表、ひいては阪神タイガースの代表になれるチャンスがあるのです! ちなみに、「eドラフト会議」が本物の「プロ野球ドラフト会議」と同じく品川プリンスホテルで開催されるというのも面白いですよね。

まとめ

憧れのタイガースの代表プロプレイヤーとなって、チームを背負ってプロリーグを戦うことができるパワプロのプロ野球eスポーツリーグ。これで興味を持った方は、是非Youtubeなどで実際のパワプロeスポーツを観戦してみてくださいね。