「奇跡のバックホーム」虎党・間宮祥太朗主演でドラマ化

2019年に24歳という若さで引退をした、元プロ野球選手・阪神タイガースの横田慎太郎さんの自伝的エッセイの「奇跡のバックホーム」がドラマ化され、まもなく放送されます。主人公の横田慎太郎役を務めるのは、今注目の俳優・間宮祥太朗さんです。今回は、放送間近のドラマ「奇跡のバックホーム」についてご紹介していきましょう。

ドラマ「奇跡のバックホーム」とは?

ABCテレビ・テレビ朝日系列24局で放送予定のドラマ「奇跡のバックホーム」は、元阪神タイガース選手の横田慎太郎さんの自伝的エッセイのドキュメンタリードラマです。

放送日

2022年3月13日(日)午後1時55分~

※地上波放送後にTVer・GYAO!にて見逃し配信あり

あらすじ

2014年にドラフト2位指名で阪神タイガース入団した横田慎太郎さんは、プロ3年目で開幕スタメンを勝ち取り、ファンや阪神タイガースのスカウト・田中秀太さんの期待に応えるかのように活躍をしていました。しかし、原因不明の頭痛とボールがぼやけて見えるという症状がおき、病魔が横田さんを襲います。精密検査の結果、「脳腫瘍」であると判明。18時間に及ぶ大手術と長い闘病生活、辛いリハビリを乗り越えて、もう一度野球人になろうと奮闘しましたが、病気の影響で視力が回復せず、2019年に24歳という若さでの引退を決意しました。そして、引退試合の時、ラストプレーで奇跡が・・・。感動のラストプレーと闘病を支えた人々の愛のドキュメンタリーです。

登場人物

横田慎太郎(間宮祥太朗)

  • 2014年〜2019年に阪神タイガースのに外野手として在籍
  • 2017年に脳腫瘍を患い、闘病の末復活を果たすが、視力が回復せず引退を決意する。

横田まなみ(石田ひかり)

  • 慎太郎の母。闘病中につきっきりで慎太郎の看病をする。

横田真之(三浦景虎)

  • 慎太郎の父。元プロ野球選手。

横田真子(村瀬紗英)

  • 慎太郎の姉。ケンカも良くするが、誰よりも慎太郎を応援している。

田中秀太(丸山智己)

  • 慎太郎をスカウトした阪神タイガースの球団スカウト。

主演・間宮祥太朗はどんな人物?

このドラマの主演を務める間宮祥太朗さんは、数々のドラマに出演されている今注目の俳優です。最近では、現在TBS系列で放送中のドラマ「ファイトソング」で一発屋のバンドマンを演じており、ドラマの中での歌唱シーンが話題になっています。実は、間宮祥太朗さんは野球経験者であり、幼い頃から阪神タイガースのファンだそうです。2019年に甲子園球場で行ったファーストピッチセレモニーで、139キロを記録し当時話題にもなりました。

今回の横田慎太郎役のオファーは実は非常に悩まれたそうです。阪神タイガースのファンだからこそ、横田選手の思いや、阪神ファンの思いがわかるからこそ、自分が背負えるのか悩んだとドラマの公式ページのコメントで語っていました。実際に演じる前には、横田慎太郎さんに会いにいき、選手時代や闘病生活のお話を聞いたり、スイングを見てもらったりしたそうで、間宮祥太朗さんの真面目さと、役に真剣に取り組む姿勢が見えて、ドラマを見る前からとても期待してしまいますね。その対談の様子はドラマとともに放送されるそうなので、ぜひチェックしてみてください。

また当時の横田慎太郎さんを良く知る、金本知憲さん、矢野耀大さん、島谷敬さんの3名が当時のことを語ってくれたインタビューも合わせて放送されるそうです。ドラマはもちろんですが、インタビューも見逃せない内容になっているようです。

横田慎太郎の思い

横田慎太郎さんは、原作本の中で自分の経験を通して、同じ病気と戦う子どもたちへのエールを綴っています。今回のドラマ化にあたって、「Drama & Movie by Oricon News」で以下のようにコメントをされています。

――「これまで何度も何度も苦しい事、辛い事がありました。これからを考えると不安と恐怖で眠れない夜が何日もありました。それでも自分に大丈夫、大丈夫と言い聞かせて、自分を信じて目標を持ってやってきて、本当に野球人生の最後の最後に想像もしてないことが起こりました。1人でも多くの方に観ていただき、勇気と希望を持ってもらえたらと思います。」

まとめ

今回この記事では、『「奇跡のバックホーム」虎党・間宮祥太朗主演でドラマ化』についてまとめてみました。プロ野球界に語り継がれている「奇跡のバックホーム」。そこにたどり着くまでに、病魔と戦いまた立ち上がろうとした勇気、それを支え続けた家族や仲間の愛情ドキュメンタリー、是非チェックしてみてください。

なお、実体験をもとにした野球漫画やアニメなどが気になる方はコミック☆マイスターもあわせて確認してみてはいかがでしょうか。