2018年キャンプの見所は、藤浪投手と高山選手の復活だと思います。
やっぱりこの2人が投打のキーマンで、昨年2017年は活躍できなかったので優勝できなかったと言っても過言ではないでしょう。
たとえば、イタリアンのお店に行って、ピザがおいくなかった。パスタもいまいちだった。
でも、フォカッチャやワイン、ドルチェがおいしかったので、なんとか及第点をあげてもいいと思えるお店だった、昨年の阪神タイガースはそんなところかなと思います。
秋山投手や中谷選手を副菜に例えるのは失礼かもしれませんが、彼らの活躍でなんとかAクラスに入ることができたという印象でした。
やっぱり投打のメイン選手である藤浪投手と高山選手の活躍なくして、優勝はありえないと思います。
藤浪は正念場!高山も真価が問われる3年目
ピークが高校三年生で、プロに入ってからも実力を出していましたが、ここ2年間は成績をガクンと落としていっているように思います。
負けの数が多いのも心配ですが、何よりも制球力は深刻なレベルです。
頭部への危険球は見ていて恐怖すら覚えました。
球威を捨てる覚悟でフォームを改善するなど、何かしらの対策をしないとプロの世界で消えていく存在になりはしないかと不安はつのるばかりです。
今は数年前から恒例になっているダルビッシュ投手との自主トレに励んでいますが、ダルビッシュ塾に入塾してから成績を落としているのも気になるんですよね。
直接は関係がないのかもしれませんが。
今年のキャンプの注目は、間違いなく藤浪投手の復活以外にありえません。
もう一人のキーマンである高山選手も、勝負の年を迎えます。
ルーキーイヤーは阪神タイガースの歴史を塗り替える活躍を見せてれましたが、昨年はおとなしい感じで終わってしまいましたよね。
1年目からの飛躍をするはずが、成績を落として82安打の打率.250という寂しい成績でした。
外野のポジション争いも中谷選手に奪われたような印象を受けます。
ヒットメーカーとしての技術力が高いのは間違いがないのですが、選球眼に少し問題があるのかなと思います。
難しい球をヒットにしてしまうことができるため、ストライクとボールの見極めをあまりしないのかと思いたくなるほどです。
今年は間違いなく中谷選手はレギュラーとして固定されると思うので、残りの外野枠を糸井選手、福留選手という安定感のあるベテランと競争しなければなりません。
そろそろ福留選手に頼るのも終わりにしなければいけないと思います。
ベテランを押し退けるぐらいの覚悟が必要なのではないでしょうか。
今年の阪神タイガースが優勝するためには、藤浪投手と高山選手の活躍が不可欠だと思います。