2016年3月25日の開幕まで約2週間となりました。
キャンプ以降、各ポジションで熾烈な争いが続いています。
その中でも気になるのが正捕手争いです。
開幕試合のスタメンマスクは誰になるのか、予想してみました。
決め手に欠ける悲しい現実!
開幕試合の中日ドラゴンズとの一戦の先発を任される投手がメッセンジャーであることが先日発表されました。
メッセンジャーがもっとも相性の良かった藤井さんが去年で引退してしまったので、誰がメッセの球を受けるのは誰になるのかですが、2週間前に差し迫った今でも決定していません。
金本監督は「まだまだ競争、ギリギリまでわかりません」と含みを持たせた言い方で記者やファンの期待を煽るように発言していますが、ちょっとヤバくないかなと思っているファンは僕だけではないはずです。
金本監督は将来のことを考えて、キラリと光った12年目の岡崎選手を軸にして、梅野選手と小宮山選手を競わせてきました。
キャンプでの紅白戦以降、この3人が試合に出る機会がもっとも多いです。
しかし、どの選手も決定打に欠けるんですよね。
キャンプで金本監督と矢野コーチが絶賛していた岡崎選手ですが、12年というキャリアの割には一軍での経験が少ない。
二軍の捕手として1年間マスクを被り続けるより、一軍で1ヶ月マスクを被るほうがものすごく高い経験値を得られると思います。
いかに一軍でレベルの高い投手の球の配球を組み立てて、レベルの高いバッターと対戦するか、その経験を積めば積むほどキャッチャーとしての能力があがってくると思うのです。
一軍経験の少ない岡崎選手に開幕試合という重圧の掛かる試合を託して良いのかどうか、現状ではまだ、監督はじめてコーチ陣はゴーサインを出せないでいます。
では、一軍経験もそこそこある小宮山選手と梅野選手で絞れば良いじゃないかって話になりますが、それもまた現状では決め手がない。
打撃に定評のある梅野選手ですが、リード面ではまだまだ未熟。
リード面は良くてもキャッチングが下手な小宮山選手は打撃でもあまり期待はできなません。
となると、結局は大ベテランの鶴岡選手が開幕マスクを被ることになりそうです。
うーん、ファンとしては、そうなって欲しくもないんですよね。
やはり超変革をスローガンとして掲げるなら、泥舟でも何でも良いから若い梅野を軸にして欲しいと思ってしまう。
でも勝ちにもこだわらないといけない阪神タイガースというお家柄、やはり経験豊富な鶴岡選手に開幕は任せるという磐石でつまらない結果になるのでしょうか。
今日はちと辛口になりましたが、金本監督!変革したチームを見せてくれ!