なんでしょうね、今年の若手のギラギラした姿。まぶしすぎます。そして嬉しすぎます。
ここ10年間ぐらい若トラの躍動なんて見せてもらえなかったから、いま10年分の躍動を一気に見せてもらってる感じがして、もはや目がまぶしいっすわ。
活躍し続ける高山に、去年よりも進化している江越、それに負けないように必死な横田、ピッチャーやと奪三振もすごい岩貞。
こんなに若トラが活躍するチーム状態は久しぶりです。そんな中、一人、立ちはだかる強いモンスターと戦う選手がいます。
北條史也選手です。
相手のモンスターは、もちろん鳥谷敬選手。
今年が勝負の北條史也
4月3日の横浜戦ではプロ初安打がホームランという素晴らしい結果を残しました。
さらに10日の広島戦では一軍で初のスタメン出場をサードの守備位置で果たしました。
それでも本職はショートです。そうなると当然阪神にはモンスタークラスの選手がいます。
連続出場なんて、なんか意味あるの?
たしかに連続で出つづけることはすごいことやと思うし、大変なことやと思うし、軽視したらあかん尊敬すべきことやと思いますけど、今年の鳥谷の打率なんぼよ?って悪い印象も持ってしまいます。
もちろん打つこと以外で鳥谷がチームに貢献してくれていることは多大なるものがあります。
天下一品の守備と、それに今年は雰囲気作りも素晴らしいものがあります。
でもね、でもですよ。
連続出場にこだわりすぎるのは絶対にチームにとって良くないと思います。
それは誰あろう指揮官の金本さんが一番良く理解しているでしょうね。
金本監督も現役時代はその「記録」と戦ってきて、苦労もしているし、鳥谷の気持ちも、球団の気持ちも痛いほど理解しているでしょう。
そういう意味で、今後、金本監督が鳥谷に対してどういう決断をくだすか注目したいし、気になります。
ただ、今シーズンの開幕前に、鳥谷について、「記録を優先させたい」と語っていた金本監督ですので、よっぽどのことがない限り、北條がショートでレギュラーを獲得するのは無理でしょうね。
これは当人達もチームも、われわれファンもジレンマに当面悩まされることでしょう。
この問題は今年これから何度か浮上するトピックになるでしょうね。
阪神タイガースねっとでも今後取り上げることが多くなると思いますが、飽きずに読んでいただけると幸いです。