将来への投資として、その潜在能力に金本監督をはじめとした首脳陣が太鼓判を押した。
ドラフト4位で指名された投手は、スカウトからは高い評価を受けていたが、報道的には注目されることのなかった選手だった。
濱地真澄。
九州ではその名前は有名だった。
しかし、全国的にはまだ無名。
だからこそ、おもしろい。
これからどんな投手に成長して、甲子園のマウンドでどのようなピッチングを披露してくれるのか興味深い。
今回は情報としては少しとなって申し訳ないが、濱地真澄投手を紹介する。
ドラフト4位濱地真澄
名前
濱地 真澄 (はまち ますみ)
ポジション
投手
身長/体重
183cm/88kg
生年月日
1998年5月25日
投打
右投右打
140キロ後半のストレートを投じ、スライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップと多彩な変化球を武器にしている。
しっかりした体格ではあるが、投球フォームは力感がなく、非常に柔らかいというのも長所のひとつ。
プロ志望届を提出してから、阪神をはじめ、ソフトバンク、中日、オリックスなどが強い興味を抱いていて、10球団から調査書が届き、高い評価を受けていたというから、その潜在能力はなかなかのものだと思われる。
しかし、甲子園などの全国大会には縁がなかったので、指名されるまで濱地の名前を耳にすることはなかった。
ストレートの球速もまだまだ発展途上で、制球力にも磨きをかけている。
走者を背負った場面での集中力が高く、ピンチに動じないメンタルを持ち合わせているようだ。
センスを感じさせる落ち着いたマウンドさばきにも注目だ。
以下は中日の中田スカウト部長の言葉。
「腕の振り、指のかかりがいい。セットポジションでそれなりの球が来る。伸びしろがまだまだある」
将来性のある投手ということで、これから数年後の成長が楽しみな選手だ。
最終に濱地投手の動画を見てお別れしよう。
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