日本に衝撃が走った昨日の清原和博氏の逮捕ですが、プロ野球キャンプ中での逮捕とあって各方面いろいろ大変なことになってます。
その中で、阪神タイガース監督の金本知憲は、清原和博氏の引退試合に花束を贈呈するぐらい親交が深かったので、相当なショックだったはずです。
キャンプ3日目が終了してから、記者より思いを問われると、金本知憲監督は「それは(コメント)なしでいきましょう」と話し、それ以上の言葉をさえぎりました。
アニキ金本知憲が「兄貴」と慕った清原和博
二人の交流が始まったのは1995年に広島で行われたオールスターゲームから。
その際に食事をしたのがきっかけだったようです。
西武ライオンズで清原和博と同い年である大塚光二が、大学時代の後輩にあたる金本知憲を誘って食事をセッティングしたとのこと。
それから交流を重ねて、二人は互いに野球人としても尊敬し合う間柄だったようです。
清原和博氏はインタビューで「選手時代から仲良かったですね。身内、弟みたいな存在」とコメントしています。
それを物語るのが、互いの引退試合です。
清原和博の引退は、2008年10月1日の京セラドームでした。
引退セレモニーに花束贈呈に駆けつけたのが、金本知憲でした。
2012年10月9日の甲子園でおこなわれた金本知憲の引退試合に、今度は清原和博氏が花束を持って登場しました。
金本知憲新監督が誕生する数日前にも食事をしていたということで、その頃から覚醒剤を使用していたと思うと、金本知憲監督も言葉が出ないでしょうね。
PL学園OBの片岡篤史打撃コーチもショック
PL学園で清原和博氏から2年後輩となる片岡篤史打撃コーチもショックを隠せなかった。
【2年先輩は神様】
かつての高校野球では、そんな言葉が常識でした。
ましてや高校時代からスーパースターだった清原和博となれば、神様以上の存在だったでしょう。
そんな偉大な先輩の逮捕に、片岡篤史コーチもただ沈黙。ようやく懸命に言葉を絞り出した。
「信じたくないというかね。それ以上、コメントのしようがない」
阪神タイガースのキャンプにも影響を与えた清原和博氏の逮捕劇。
監督、コーチ、選手が少しでもブレないで欲しいと願ってます。