ついに虎一筋でタイガースを支えてきたベテランが引退を決意した。
福原忍投手が今季限りで現役を引退することが発表された。
引退の記者会見は近日中におこなわれる予定だ。
投手としては、球団最長となる18年間の在籍だった。
98年にドラフト3位でタイガースに入団、体の線が細かったが、当時から伸びのあるストレートで打者を力強く抑え込むピッチングを見せてくれた。
2度のリーグ優勝に先発投手として貢献した。
その後、中継ぎに転向してからも投手陣を牽引して、2015年には最優秀中継投手に選ばれた。
今年もフル稼働で活躍すると期待されたが、8試合のみの登板に終わった。
4月20日に一軍登録を抹消されてから、一度も昇格することはなかった。
引退試合は甲子園での巨人戦!
引退試合は、今季のチーム最終戦である10月1日、甲子園でおこなわれる巨人戦となりそうだ。
プロ初登板となったのも巨人戦での伝統の一戦だった。
阪神の投手としての集大成にふさわしい環境が用意されるだろう。
僕としては、まだ現役続けられると思うけど、急速な若返りを図るチームの中で、冷静に自分の現状を判断したんだろうなぁと思う。
本当に福原投手、お疲れ様でした。
福原投手がいたから、阪神タイガースの優勝を2度も味わうことができました。
最後のマウンド、福原投手の勇姿を目に焼きつけよう。