高卒4年目の北條史也選手が監督へ猛アピールです。
11日におこなわれた紅白戦では、3打数2安打1打点と大活躍でした。
初回から素晴らしい投球を披露していた同級生の白組、藤浪晋太郎と対戦して、ヒットを放ちます。
藤浪の初球は156キロ!それに臆することもなく、2球目の152キロを力強く引っ張った打球は、三遊間を破る見事なレフト前ヒットになりました。
これに対して試合後の北条選手は「球速にビックリしたけど、同級生なんで打ってやろうと。真っすぐを狙ってポイントを前にイメージしました」と興奮冷めやらぬ感じでした。
3回にも岩崎からセンター前にタイムリーヒットを放ちました。
不動のショート鳥谷敬を脅かせるか?
阪神タイガースのショートは不動のポジションです。
そんな鳥谷を脅かせる存在になればと、指揮官は北条の可能性を認めていて、第2クールでは鳥谷同様に、外角球を逆方向へ強く打つスイングも伝授しました。
金本監督は「とにかくストレートに振り負けない。まずはそういうことが大事だから。一番、基本だから」とコメント。
北条自身も「出ないより出た方がいい。続けていけるように、しっかり練習していく。鳥谷さんを脅かす存在になっていかないと残っていけない」と気を引き締めたコメントでした。
バッティング向上はもちろんのことですが、やはりショートは守備が大事です。
ましてや鳥谷のあとを引き継ぐとなれば阪神ファンが求めるレベルは必然的に高くなりますよね。
それでも、北条はセカンドやサードなども守れますので、今年こそは一軍での姿が見れるのではないかと期待しています。
北条選手はファンの期待やプレッシャーに打ち勝つことができるのか。
そして不動のショート鳥谷敬を脅かす存在になれるか、今後に注目していきましょう。