超変革を掲げる金本タイガースの春期キャンプが2日目を迎えました。
懐かしの藤川球児の姿や謎に包まれていた新助っ人外国人の勇姿を見ることができた初日から、たくさんの報道陣とファンに囲まれました。
一軍キャンプ唯一のルーキー坂本誠志郎が快調のスタート!
ルーキー6人で唯一人の1軍キャンプに胎動したドラフト2位の坂本誠志郎捕手が上々の1軍デビューを飾りました。
ブルペンではメッセンジャーの球を受けて、絶賛の声を掛けてもらったようです。
「楽しかったです。阪神に入れて、1軍で沖縄にこれて、いろいろなメニューで野球ができた。それが楽しかったし、うれしかったです」と声を弾ませました。
緊張したでしょうが、充実の初日になったでしょうね。
ブルペンで真っ先に球を受けたメッセンジャーからは投げ終えた後、ハイタッチまでうながされました。
坂本はその後、榎田と松田の球も受けました。
同級生の松田遼馬とのバッテリー「坂本遼馬コンビ」誕生なんてのも、甲子園の舞台で、ぜひ見てみたいですね!
マット・ヘイグの実力はいかに?
初日から快音を響かせて鋭い当たりを見せていた新助っ人のマット・ヘイグが、2日目のキャンプに挑んだ。
この日は、屋外で初のフリー打撃を行った。
金本監督も見守る中、50スイングで4本の柵越えを披露しました。
「自分としては早い段階からバッティング練習をやってきている。初日だったんで、タイミングを早めに取るのを意識した。状態は普段と変わらないし、キャンプで上げていきたいね」
ヘイグの打撃を見た中日の佐藤スコアラーは、驚きながら警戒のコメントを残しました。
「アベレージ打者と聞いていたので、コンパクトなスイングかなと思っていたけど、ゴメスと変わらないぐらい振っていた。構えはエルドレッドみたい。外で投手のボールを打つのを見てみたいね。ウチは開幕で当たるので重点的に見ます」
同じく広島の玉山スコアラーも「もっと当ててくる振り方かなと思っていたけど、想像以上に強く振っていた」と口を揃えた。
伊藤隼太の離脱を受けて、ペレスが急遽沖縄へ!
阪神のネイソン・ペレス外野手が2日、沖縄・宜野座でおこなわれている一軍キャンプに合流しました。
本来は2軍キャンプスタートだったんですが伊藤隼太が右肩をケガして離脱したので、急遽沖縄へ。
これで助っ人の1軍キャンプメンバーはメッセンジャー、ゴメス、ヘイグ、マテオ、ドリス、ペレス。助っ人外国人の6人が全員揃い踏み!
4つの外国人枠を懸けた猛烈な争いが始まりましたよー。