寒空の仙台でまたまたルーキーが活躍しました。
この日は「代役」として急きょ先発登板
した青柳投手。
本来なら横山投手が先発予定だったんですが、左肩のコンディション不良で5月31日に登録抹消となり、青柳投手が代役で先発しました。
変則的な投法で、制球に苦しみながらでしたが、
5回1失点で勝ち投手の権利を持ったまま降板、
後続も逆転されることなく、勝ち投手となりました。
右腕ルーキーでは村山実さん以来の快挙!
5回で110球を要したところが
まだまだ課題は残る部分だと思いますが、
とにかくプロ初登板、初先発、初勝利という素晴らしい結果になったのは
喜ばしいことですね。
右腕のルーキーでは、ミスタータイガースの村山投手以来となりました。
そんな前なのか!と驚きました。
緊急登板でも臆することなく
勝ちに結びつけたのは、
青柳投手が「持っている」証拠ですね。
久々のスタメンだった狩野選手にも
気持ちの良いホームランが飛び出して、
コボスタに訪れた阪神ファンは
最高の一夜を過ごされましたね。
以下は青柳投手のコメントです。
「すごく緊張しました。四死球が多く、球数も多くなってしまいました。5回1失点は数字だけみればまずまずかもしれませんが、課題がたくさん出た投球でした」
ヒーローインタビューでの
「最高です!」
という表情を見て、
「おっ!タイガース顔やな」
と思ったのは僕だけではないはずです。
それにしても、金本監督は登録選手を
全員使ってしまうんじゃないかという
起用ぶりを見せていますね。
正直、オーダーがコロコロ変わりすぎて、
見ているこちら側
ついていけません。
9回裏の藤川の登板にも、
若干の苦言を。
最後のウィーラーとの場面、
「もう高めの直球で空振り三振は無理やって」
とテレビ見ながらぼやいてしまいました。
追い込んだあの場面、
最後のフォークボールは
「逃げ」ではないでしょ。
あれが、今の球児の姿やと思います。
あれでええんですよ。
とにかく「勝つ」ためには
今の自分には何ができるのか?
そういう意識を選手達が持ってくれれば、
貯金、借金の狭間で揺れ動く
今のチーム状態も上昇すると思います。
交流戦で潮目が変わるのは
毎年のことなんで、
ここらで上昇気流に乗って
就任1年目から
優勝を達成して欲しいです。