阪神タイガースに新たな戦力が加入した。国内FAを宣言していた中日ドラゴンズの高橋聡文投手(32)が金本知憲監督を胴上げするために阪神タイガースに加入した。
契約金は3年で1億5千万円(推定)と言われている。それを聞いた瞬間、「高い」と思ってしまった。1年間で5千万円の価値はあるのだろうか。
今回、大きな決断をした男の道の先にあるのは栄光か絶望か。
阪神タイガースファンとしては栄光であって欲しいと願う。
高橋聡文のこれまで
2002年に中日ドラゴンズに入団後は、中継ぎとしての登板しかしていない。通算で99ホールド、防御率は3.38という数字だ。中継ぎのスペシャリスト、そして左のワンポイントとして活躍してきた。落合監督の野球を長年経験してきた生き字引はしびれるような場面での登板も数多く経験してきた。
高橋聡文のこれから
中日ドラゴンズでの経験を活かしながらも、中日ドラゴンズだけに全てを捧げることができなかった高橋が国内FA宣言をして、それに応えたのが金本新体制の阪神タイガースだった。
以下は高橋聡文投手と金本知憲監督のコメントです。
高橋聡文選手
阪神タイガースにお世話になることを決めました。
ここまで育てていただいたのはドラゴンズのおかげですし、決めるまでには本当に悩みました。
第2の故郷でもある名古屋を離れるのは寂しいですが、決めたからには金本監督を胴上げできるよう、少しでもタイガースの戦力となれるように頑張りたいと思います。
金本知憲監督
阪神入団という大きな決断をしてくれたことを本当に嬉しく思います。
左の中継ぎは重要な補強ポイントであり、高橋君は必要な戦力であると思っていました。
来季はタイガースのユニフォームを着て、躍動感あるピッチングをしてくれることを期待しています。
左の中継ぎ不足に悩まされた2015年の阪神タイガースに大きな補強ができて良かったと思えるようになるかは、来年決まる。
無駄な買い物にならないよう、高橋聡文には活躍してほしいな!