悪い流れになりそうでした。
そんな予感がした雨の甲子園。
8回表のマウンドには藤川球児が。
相手は横浜の主砲、筒香。
ランナーは1・3塁
ツーアウトで点差は2点。
一発が出れば、逆転という場面。
嫌なイメージを拭えませんでした。
最悪の場面ばかりを想像してました。
そんな中で球児が投じたストレート。
復活!火の玉ストレート!
ゴメスのエラーなどもあり、
ピンチで迎えた場面でしたが、
球児が貫禄のピッチングを
見せてくれました。
ツーアウトランナー1・3塁で、
相手の筒香に対して
初球は150キロ直球でボール。
2球目は外角のフォークで空振り。
3球目の直球は低めに外れてボール。
4球目はフォークで
ファウルを奪います。
5球目となる勝負球が見事でした。
外角低めに糸をひくような投球は
少しだけホップする球児の往年の球
火の玉ストレート。
急速147キロに、相手の筒香は、
まったく手が出ず、見逃し三振でした。
思わずガッツポーズ!
したのはテレビの前の僕です。
やはりベテラン、球児の経験は、
チームにいい影響を与えるんですね。