金本監督がチーム方針を改めて言及!育成よりも勝ちにこだわる!

交流戦を終えて、一区切りがついた

2016年のペナントレースも、

70試合前後が終了しました。

残り半分です。

ここまでの戦いは、投手、野手ともに

若虎を積極的に起用してきた

金本監督。

後半戦の戦いに向けて、

自らの考えを語りました。

育成よりも勝ちにこだわる。

一番上しか狙っていない。

首位の広島とは7・5ゲーム差の

4位という状況ですが、

あくまでも目標は優勝にある!と、

ブレないことを強調しました。

これから後半戦にどういう戦いを

われわれファンに見せてくれるのか。

育成と優勝の両立を目指す難しさ

やはり、ファンとしては

優勝してほしい気持ちはあるし、

その中で若手も成長してきて、

「この選手が伸びたから、

タイガースが優勝できた」と

シーズン終わって言っているのが

理想ですよね。

でも、それってかなり恵まれているし、

難しいことです。

一年目の金本監督は、

ここまで色々と若手を起用して、

チームの若返りと活性化を

図ってきました。

それでも4位という現状で

満足するわけもなく、

あくまでも優勝に向けた

戦いを展開することを強調。

優勝には、やはり主軸の活躍が

不可欠であるとして、

福留、鳥谷、西岡、ゴメスの4人に

「打率3割」のノルマを発表しました。

以下は金本監督のコメントです。

「若い選手を使ってるけど、育成メインとは思っていない。育成しながら勝っていく。それは最初に言っている。勝ちにこだわっているし、Bクラスでいいとか、これっぽっちも思ってない。一番上しか狙っていない」

金本監督の言葉には

力があると思います。

あとは有言実行してくれることを

われわれファンは信じるのみです。

今の課題は、なんといっても得点力不足!

交流戦では12球団で最低の

ホームラン数と総得点数でした。

そこで改めて主力の4人を名指しで

一喝しました。

「野手では実績のある、この4人がやらない限りチームは機能しないと思っている」

リーグ再開の初戦が、

首位の広島とあたることに関しては、

「ちょっと開き過ぎたかなとも思うけど、ちょうどいい直接対決。いい波にさえ乗れば、まだまだいくらでも取り返せるとも思っている。2回くらい、いい波にパンパンと乗りたいよね。全然、全然。なんてことはない。どれだけ、波に乗れるかだと思うけど、このチームは波に乗れば強いと思うよ」

と、強気の姿勢を見せました。

波に乗るって簡単に言うけど、

これがなかなか難しいことでは

あるんですよね。

チームの主軸がどっしりとして、

成績も残してくれて、

それでようやく若手が

ミスを恐れずに

ハツラツとプレーできる。

そして、そのプレーのひとつひとつが、

成長の糧になって、実績として、

その選手を押し上げてくれる。

わかっちゃいるんですけど、

これができるチーム環境って、

チーム内部だけではできないんですよね。

チームを取り巻く環境も大事です。

報道陣や、ファンも、その一因。

とにかく見守りましょう。

そして信じましょう。

もうそれに尽きますよ。きっと