2016年7月18日 甲子園
阪神1―2巨人
シーズン後半戦がスタートしました。
伝統の一戦から、
気持ちを新たに好スタートをきってくれると
期待したのですが、
結果は9回に逆転されて、
記録に残らないミスもあったりして、
巨人に敗北。
再び最下位に転落となってしまいました。
勝てない、ほんまに勝てないですね。
まだ今シーズンの甲子園での巨人戦で、
勝利がありません。
この日も甲子園に六甲おろしの大合唱は
鳴り響きませんでした。
とにかく記録に残らないミスが多い!
勝てるチームって、しょうもないミスを
しないんですよね。
あきらかなミスっていうのは、
少なからず起きてしまうものです。
守備でのミスなら、いかにしてそれを
失点に繋げないかどうか。
攻撃でのミスは、それを引きずらない
ようにしていくか。
そして、記録に残らないミスを少なくする。
これが勝てるチームなんじゃないかと思います。
で、今の阪神ですが、
記録に残らないミスをして、
ズルズルそのプレーを引きずって、
結果、負けてますね。
2回裏の先制の場面、
ツーアウト2塁でランナーはゴメス選手。
バッター高山選手のセンター前ヒットで、
センターが浅めに守ってたにも関わらず、
サードランナーコーチが手を回し、
ゴメス選手が本塁でタッチアウト。
ゴメス選手のスタートが少し遅いというミスと、
守備の状況、ランナーの状況を
把握できてないのに本塁突入の
指示をした高代ランナーコーチのミス。
あの場面は、笑えないミスでした。
そして、弱いチームほど、
こういう野球するよねっていう
プレーだったように思います。
そんな悪い流れを払拭した原口選手の
タイムリーは本当に素晴らしかったです。
見事な先制点でした。
本来なら、あれでノッていかないと
いけない場面ですが、
後続が続かないんですよね。
なんとも歯がゆいです。
走塁のミスは5回にもありました。
ノーアウト2塁でランナーは高山選手。
バッター北條選手のサードゴロの際に
打球判断ができず、飛び出してしまい
タッチアウトとなってしまいました。
チャンスを自ら潰してしまうプレー。
記録上にエラーはつかないですが、
それ以上にチームに与えた影響は
最悪でしたね。
それもこれも経験と言ってしまえば、
ルーキーにとっては聞こえは良いですが、
こういうプレーも、
やっぱり弱いチームに見られがちですよね。
それでも、先発のメッセンジャー投手は
好投しました。
普通なら次の回に相手に流れが行き、
失点してしまうようなケースですが、
踏ん張ります。
そこに関しては文句なしです。
さすがです。
それだけに勝ちをつけれなかったのが、
チームとしても、野手陣も悔しいでしょうね。
なんといっても、
気の緩みに関するミスが負けを招いた。
そんな感じがした試合でした。
1―1で迎えた9回表の巨人の攻撃。
ここでもミスが出ました。
今度は守りのミスです。
ノーアウトランナー1塁。
バッター坂本のショートゴロに対して
鳥谷が捕球、セカンドの西岡に
トスした球が緩くなり、判定はセーフ。
得点圏にランナーを残してしまい、
阿部に決勝打を打たれてしまいました。
鳥谷選手は打撃も不振を極めていました。
3三振、そのうち見逃し三振が2つ。
夏場に強い選手なので、これからに
期待したいですが、
もしこのまま不振が続けば、
鳥谷選手自身も考え時でしょうね
フルイニング出場の終わらせ方を。
優勝の可能性は限りなく0に近いですが、
まだAクラスをあきらめるには早いです。
ミスするな!なんて無理だと思うので、
消極的なミスはしてほしくないですね。
チームが勝つか負けるかって
ほんの些細な気の緩みから起こるもの
なのではないでしょうか。