2016年7月10日 甲子園
阪神0―9広島
試合開始から、先頭打者の田中に四球、
次の2番の菊地に対しても四球、
さらに3番の丸にまで四球で、
ノーアウト満塁。
4番のルナは苦しむことなく先制タイムリー。
5番の新井も2点タイムリーで
試合開始早々に
3点も献上しました。
正直10分で阪神タイガースの敗北は
確実となりました。
参議院選挙の当選速報もビックリの
スピードで敗戦確実となりました。
勝てないタイガースは泥沼借金12
2回も先発の岩貞投手は立ち直れず、
さらに2失点します。
交代した石崎も相手投手の戸田にまで
タイムリーを許しました。
打線も見せ場は何度か作るも、
1点も奪うことができず、
広島先発の戸田に初完投初完封を
プレゼントしました。
九回、先頭のゴメスに中前打で出塁、
その後死球と安打などで2死満塁と
相手投手を追い込んだのですが、
結局力無くゲームセットになりました。
12日からのヤクルト2連戦を
連勝できなけば、
オールスター前の前半戦を
最下位でターンすることが確定します。
以下は金本監督の一問一答です。
―岩貞は四球から崩れた。
「まあ見ての通り」
―気負いもあったか。
「球自体はそんなに悪いようには見えないけど、コントロールかな」
―打線も完封負け。
「まあ、相変わらず。特に変わっていない」
―気持ちが足らない。
「気持ちで足らないというより、技術が足らないんでしょう。打席での気持ちの持ち方とか。若い選手は」
―流れが悪くなっているが打破するには?
「それは選手1人1人しかないから。今、流れが悪いのは誰もが分かる。でも、これを打破するのはもう監督やコーチじゃない。選手個人、個人しかないからね。流れが悪いから仕方ない、って思うようでは何も変わっていかない」
お手上げ状態をアピール。
他人事のようなコメントしか出ません。
ここまで来たら
開き直るしかないでしょうね。
繋がらない打線、
ここ一番での場面で、あと一本が出ない。
やれることすらできない選手たち。
相手チームに3連続フォアボールという
最高のお膳立てをしてしまう投手。
やってはいけないことをやってしまう選手たち。
これでは勝てるわけがない。
難しいことをやっているから広島は強かったのか?
違うと思います。
当たり前のことをやっただけです。
初回から相手にもらったチャンスを
クリーンアップのルナと新井は
当たり前のように返しただけ。
これが勝てるチームです。
当たり前のことができないチーム。
最下位にいて当然なのかもしれません。