15年ぶりに阪神 監督復帰!岡田彰布のプロフィールや経歴【まとめ】

2022年シーズンで勇退した矢野監督の後を継いで、岡田彰布監督が阪神タイガースの監督に就任しました。今回は、15年ぶりに阪神を率いることとなった岡田監督について、プロフィールや経歴をまとめていきます!

岡田彰布監督のプロフィール

まずは、岡田監督のプロフィールをまとめていきます。

  • 名前:岡田彰布(おかだあきのぶ)
  • 生年月日:1954年11月25日(2022年で68歳)
  • 出身:大阪市中央区
  • 守備位置:内野手・外野手
  • 投打:右投右打
  • ドラフト:1979年ドラフト1位
  • 経歴:関西大学北陽高等学校~早稲田大学~阪神タイガース~オリックス・ブルーウェーブ(1995年引退)

岡田彰布監督の父親が阪神タイガースの後援をしていたこともあり、当時のスター選手たちとも交流することができたため、自然と阪神ファンになって野球を始めたそうです。

岡田監督の選手時代で、今もなお語り継がれているのが1985年の巨人戦で達成された「バース・掛布・岡田のバックスクリーン3連発」でしょう。それ以外にも、さまざまな記録を達成している、すごいプロ野球選手でした!

岡田彰布監督の経歴

中学・高校時代

中学では全国制覇を経験した、岡田彰布選手。北陽高校に進学すると、1年生から主力として活躍し、3試合で9打数3安打、打率.333を記録しています。しかし、甲子園出場は叶いませんでした。

高校卒業後の進路は大学進学に決め、早稲田大学野球部のセレクションを受験。15打数14安打14本塁打(自著では10スイング中、7スイングがフェンス超え)という驚異的な打撃力を見せて、一発合格を果たしました。

早稲田大学時代

早稲田大学でも1年目から活躍し、怪物・江川卓から3安打を放って注目を集めました。3年生の秋季リーグでは三冠王に輝くなど、素晴らしい活躍を見せました。また、2年生の秋季リーグから5季連続でベストナインに選出されたほか、1978年春季リーグ・対東京大学2回戦では史上2人目のサイクル安打を達成しました。

岡田選手の4年間のリーグ通算成績は、88試合で309打数117安打、20本塁打、81打点・打率.379というとてつもない記録で、打点と打率はリーグ記録として現在も破られていません。

このような活躍を見せたため、岡田選手は大学野球の花形選手となり、1979年のドラフト会議で当時史上最多の6球団からドラフト1位指名を受け、抽選の結果阪神タイガースへ入団しました。

阪神タイガース時代

掛布選手や真弓選手など一流選手がいる中でポジションを勝ちとり、1年目から順風満帆なプロ野球生活を送ります。1年目で出場したオールスターゲームの第1戦では、22歳7か月で代打本塁打を放ちました。この記録は、2015年の第2戦で19歳11か月だった森友哉選手(西武ライオンズ)が放つまで、オールスターゲームでの代打本塁打の最年少記録でした。

2年目には20本塁打を記録し、ルーキーイヤーから2年連続二桁本塁打は、2021年・2022年に佐藤輝明選手が記録するまでは球団で唯一の記録でした。

岡田彰布選手は、阪神タイガース在籍の14年間で1,554試合に出場、打率.277、1,485安打、245本塁打、824打点を記録しました。

オリックス・ブルーウェーブ時代

1993年に阪神を自由契約になると、1994年のキャンプイン直前にオリックス・ブルーウェーブへ入団します。オリックスでは、持っている力を存分に発揮できたとは言い難く、1995年に現役引退しました。

コーチ時代

現役引退後は、1996年からオリックス二軍助監督兼打撃コーチに就任。

1998年には、二軍助監督兼打撃コーチとして阪神に復帰しました。1999年には二軍監督兼打撃コーチとなり、2000年~2002年までは二軍監督の専任となりました。1999年と2002年にはファーム日本選手権で優勝し、二度の日本一に輝いています。

2003年に一軍内野守備走塁コーチへ配置転換され、三塁ベースコーチを担当しました。

第1次阪神監督時代

2003年オフに星野仙一さんが健康問題のために監督を勇退したことを受け、後任として一軍監督に就任。岡田彰布監督は、JFK(ジョセフ・ウィリアムズ、久保田、藤川の3名の頭文字から命名)と呼ばれる鉄壁の中継ぎ陣を擁して、2005年にセ・リーグを制覇しました。その後、2008年に監督を勇退しています。

オリックス監督時代

2009年10月13日、翌シーズンからオリックス・バファローズへの監督就任が発表されました。3年契約の1億円、チーム編成、広報面などで全権を任されており、実質GM兼任という大役での就任となりました。

2010年には阪神時代との通算で監督通算400勝、2012年には監督通算500勝を記録しましたが、2012年9月25日にチームの最下位が決定したタイミングで勇退を発表しました。

第2次阪神監督時代

2022年シーズン中より、同年限りでの退任を表明していた矢野燿大の後任となる阪神監督候補として名前が報じられるようになり、10月15日に阪神監督への就任が正式に発表されました。

最後に

今回は、阪神タイガースの監督に再就任した岡田彰布さんについてまとめてきました。選手としても、監督としても非常に素晴らしい成績を残してきています。監督に就任して早速秋季キャンプにも参加するなど精力的に動いており、球界最高齢監督が率いる来シーズンの阪神タイガースが楽しみです!