現在、阪神タイガースの指揮を執っている岡田彰布監督。2023年には阪神タイガースを38年ぶりの日本一に導きました。阪神・岡田監督の口癖の意味、そしてチームを優勝に導いた魔法の言葉とは一体何でしょうか？こちらの記事では、阪神・岡田監督の口癖、魔法の言葉、そしてどんでんの意味について解説しています。
阪神・岡田監督の口癖は？
岡田監督の口癖で代表的なものは以下の3つです。
- そらそうよ
- おーん
- あれ
そらそうよ
一つ目は「そらそうよ」です。この言葉は監督インタビューでよく登場していました。
実は「そらそうよ」には様々な意味が込められています。例えば、「そら（練習していたら）そうよ（試合でもできるわ）」や「そら（練習していなかったら）そうよ（試合でもできないわ）」というような意味になっているそうです。インタビューの文脈によって意味が変わることが分かりますね。
おーん
二つ目は「おーん」になります。岡田監督はインタビューの語尾に「おーん」をつけることが多いです。意味は特にないと思われます。
ファン感謝祭のときは「おーん」を使わなかったので寂しいと感じたファンは多いそうですね。
あれ
三つ目は「あれ」です。2023年、岡田監督はリーグ優勝のことを「あれ」と言ってました。
2023年の流行語大賞にも選出され、話題になりました。
岡田監督「優勝」を使わなかった理由
岡田監督が優勝という言葉を使わなかったのは以下の理由が考えられます。
- 優勝を意識させない
- ジンクスを避けるため
優勝を意識させない
岡田監督が「優勝」という言葉を使わなかった理由の一つ目は優勝を意識させないようにするためだったそうです。優勝のことばかり考えるのではなく、目の前の試合に集中して欲しいというメッセージが込められているのかもしれません。
ジンクスを避けるため
岡田監督が「優勝」という言葉を使わなかった理由の二つ目はジンクスの影響です。岡田監督は2008年に阪神の監督を務めていましたが、その時のペナントレースは2位の巨人と13ゲーム差をつけて首位独走状態でした。日刊スポーツは阪神が優勝するという見切り発車で「08激闘セ・リーグ優勝目前号 Vやねん！タイガース」という雑誌を発売します。
しかし、雑誌発売後に阪神は大失速してしまい巨人に首位を譲る展開になりました。岡田監督にとって優勝が決まってないときに「優勝」という言葉を使うのはトラウマになっているのかもしれません。
岡田監督の魔法の言葉とは？
岡田監督の魔法の言葉は「普通にやれ」です。選手のモチベーションを上げるために「ここで決めろ！」と言いたくなるのが監督です。しかし、その言葉に焦りを感じて良くない結果になってしまうことが多いそうです。
岡田監督の「普通にやれ」という言葉はあえて選手を落ち着かせようとしているように感じます。選手にプレッシャーをかけることなく、伸び伸びと野球をさせることを促しているような言葉に見受けられますね。
「どんでん」とは？
どんでんとは、岡田監督のあだ名です。岡田監督は以前、「どんでん」という商品のCMに出演していました。
このとき、「どんでんでんねん」という言葉が棒読みなのが印象に残り、岡田監督がどんでんと呼ばれるようになったそうです。因みに「どんでん」はあまり売れなかったそうで、2002年には販売を終了しています。
まとめ
以上のように、こちらの記事では岡田監督の口癖や魔法の言葉、どんでんの由来についてまとめました！インタビューでよく出てくる「そらそうよ」には様々な意味が含まれていることが分かりましたね。また、「普通にやれ」という言葉は選手ファーストで野球をして欲しいという思いが込められていますね。セ・リーグの優勝争いが激化していますが、阪神の動向に注目ですね。