2025年のセ・リーグペナントレースを圧倒的な強さで制した阪神タイガース。2026年も2月に入り春季キャンプがスタート、球団史上初の連覇を目指す戦いが始まりました。選手達を支えるコーチングスタッフはどのような陣容になっているのでしょうか。
今回は2026年のタイガースのコーチ陣について調査しました。
阪神タイガースの一軍コーチ陣は?
まずは阪神タイガースの一軍監督、コーチ陣について紹介します。今年の一軍コーチングスタッフには11人が名を連ねましたよ。
- 藤川球児(監督)
- 和田豊(ヘッドコーチ)
- 藤本敦士(総合コーチ)
- 安藤優也(投手チーフコーチ)
- 江草仁貴(投手コーチ)
- 小谷野栄一(打撃チーフコーチ)
- 上本博紀(打撃コーチ)
- 田中秀太(内野守備走塁コーチ)
- 筒井壮(外野守備走塁チーフコーチ)
- 日高剛(バッテリーコーチ)
- 片山大樹(ブルペンコーチ)
11名の中で配置転換などで今年から新たなポジションにつくことになったのは4名。和田豊さんと江草仁貴さんと日高剛さん、そして片山大樹さんですね。
和田豊
和田豊さんは現役通算1739本のヒットを放ち、17年にわたってタイガースの内野を支えた名選手。引退後も2001年から2015年までタイガースでコーチを務め、2011年から2015年にかけては監督を務めた方です。
当時の監督、岡田彰布さんから発破をかけられる形で2023年に本格的にタイガースに復帰。2023年に二軍監督、2025年に一軍・二軍打撃巡回コーディネーターの職に就いた和田豊さんは、2026年より新たにヘッドコーチに就任。20近く歳の離れた若き監督を支えます。
江草仁貴
江草仁貴さんは2003年から2016年まで現役選手としてプレー、主にタイガースで活躍した選手です。2005年に51試合、2009年に62試合に登板、2007年には50登板60イニングで防御率1.95を記録しました。
現役引退後はリハビリ型デイサービス事業所の経営や大学野球コーチなどを経て、2022年にコーチとしてタイガースに復帰。ファーム投手コーチを務めていましたが、2026年より一軍投手コーチに配置転換されることとなりました。
日高剛
日高剛さんは1998年から2014年までプレーした方で、主にオリックス・ブルーウェーブ、オリックス・バファローズの捕手として活躍。現役晩年にタイガースでプレーし、引退後はタイガースでスカウトや企画担当、データ分析などを歴任しました。
2019年より正式にコーチ職を務めることとなり、ファーム育成兼分析担当コーチ、ファーム打撃兼分析担当コーチ、ファームバッテリーコーチ補佐、ファームバッテリーコーチの職に就いてきました。そして2026年より一軍バッテリーコーチに配置転換されることとなったのですね。
片山大樹
片山大樹さんは1993年から2000年までタイガースに在籍、現役時代は捕手や一塁手を務めていましたが一軍の試合に出場することはありませんでした。それでも2000年の現役引退以降、タイガースでブルペン捕手を務め、長年に渡りタイガースを支えてきました。2022年にNHKで放送された「サンデースポーツ」ではタイガース一筋30年の人物として特集されましたよ。
2025年より一軍ブルペンコーチとして正式にコーチ職に就くこととなりました。2025年は自らもブルペン捕手を兼任していたのですが、2026年はコーチ専任となりましたよ。
出展:yab山口ニュース
阪神タイガースの二軍コーチ陣は?
続いてタイガースの二軍コーチ陣について紹介します。二軍のコーチングスタッフには10人が名を連ねました。
- 平田勝男(ファーム監督)
- 久保田智之(ファーム投手チーフコーチ)
- 渡辺亮(ファーム投手コーチ)
- 桑原謙太朗(ファーム投手コーチ)
- 北川博敏(ファーム打撃コーチ)
- 梵英心(ファーム打撃コーチ)
- 野村克則(ファームバッテリーコーチ)
- 山崎憲晴(ファーム内野守備走塁コーチ)
- 工藤隆人(ファーム外野守備走塁コーチ)
- 藤川俊介(ファーム野手コーチ)
10名の中で配置転換等があったのは2名、桑原謙太朗さんと野村克則さんです。
桑原謙太朗
桑原謙太朗さんは2007年から2021年まで現役としてプレーした選手で、ベイスターズ、バファローズでプレーした後にトレードで移籍したタイガースで能力を開花させた、珍しい経歴の持ち主です。直近5年一軍で20試合も投げていないという状況で迎えた2017シーズンに67試合に登板し最優秀中継ぎのタイトルを獲得、2018年にも62試合に登板しました。
引退後はスポーツ用品小売りのヒマラヤに入社し、野球用具を売りながら野球教室で指導を行うという生活をしていましたが、2024年よりタイガースアカデミーのコーチ(事業本部振興部)に就任、2026年よりファーム投手コーチという形でNPBの現場に復帰することになりましたよ。
野村克則
野村克則さんはかの名捕手、野村克也さんの実の息子です。野村克則さんも1996年から2006年にかけて捕手や一塁手としてプレーし、タイガースを含む4つの球団を渡り歩きました。試合数のキャリアハイはタイガース時代の2001年、52試合に出場しましたよ。
2006年にイーグルスで引退すると、そのままイーグルスのコーチに就任、そのままジャイアンツ、スワローズと、自身が現役時代に所属したチームでコーチを務めました。タイガース復帰は2022年のこと。ファームバッテリーコーチや二軍監督代行を務め、2025年には一軍バッテリーコーチに配置転換されましたが、2026年は再びファームバッテリーコーチを務めます。
2026年のタイガースコーチ陣の特徴は?
2025年に圧倒的な強さでペナントレースを制したこともあってか、2026年のタイガースコーチングスタッフの陣容はかなり変化が少なめ。変化があったとしても一軍と二軍の配置転換が主となっており、「外部から大物を招聘」といった動きは、今年は見られませんでした。セ・リーグ最速優勝を実現したコーチングスタッフを軸にして、今年も安定した強さの実現が見込めます。
タイガースコーチ陣の課題は?
2025年のタイガースは主力選手の中に故障者が少なく、特に近本選手、中野選手、森下選手、佐藤選手、大山選手という1番から5番の選手たちが躍動し、チームの強さを支えていました。投手陣は質、量共に優れたリリーフ陣の奮闘、軸となる先発ローテの選手も強力で盤石の体制を築きましたが、唯一、野手の選手層については物足りないという声も多く見られ、特に日本シリーズでは控えの野手陣のクオリティが敗退の要因の一つと指摘する声が目立ちました。タイガースコーチ陣には、主力とバックアップの面子の能力のギャップを埋め、選手層を分厚くする指導、運用が求められます。
最後に
今回はタイガースの2026年度のコーチ陣の特徴や経歴について紹介しました。90年以上の歴史を持つ伝統ある球団であるタイガースですが、意外にもリーグ連覇は2リーグ制になって以降一度もないのですね。今年こそは二連覇を達成し、そして日本シリーズにも勝利し雪辱を果たしてほしいところです。
