推しの結婚の影響も?打撃不振の阪神・佐藤輝明の経歴・プロフィールまとめ

2020年のドラフト会議で4球団から強豪指名を受けた阪神タイガースの黄金ドラ1、佐藤輝明選手。二年連続で20本以上の本塁打を放つなどここまで順調に来ていましたが、2023年シーズンは少し苦しんでいるようです。

今回は佐藤輝明選手の経歴やプロフィールについて紹介しますよ。

佐藤輝明のプロフィール

  • 名前:佐藤輝明(さとうてるあき)
  • 生年月日:1999年3月13日
  • 年齢:24歳(2023年5月現在)
  • 出身地:兵庫県西宮市
  • 出身校:近畿大学

実は父親に柔道家であり関西学院大学人間福祉学部准教授の佐藤博信さんを持つ佐藤輝明選手。

学生時代からアイドルグループ「ももいろクローバーZ」の熱狂的なファンであり、CM女優としても活躍中の高城れにさんを特に「推し」としています。その高木れにさんは、2022年末に現日本ハムファイターズ、宇佐見真吾選手と結婚。このことで様々なところで「失恋弄り」をされたらしく、2023年シーズンに入ると「不振の原因では?」なんて言われることもあるようです。

佐藤輝明の経歴

小学一年生の時に野球を始める

小学一年時に「甲東ブルーサンダース」に入団し、野球を始めた佐藤輝明選手。6年時には「阪神タイガースジュニア」に選抜されており、その実力は幼いころから高かったものと思われます。

中学では軟式野球部で投手や捕手を務めていました。しかし、中学卒業時点では「野球に対する熱が冷めていた」らしく、家から近いからという理由で仁側学院に進学しましたよ。

近畿大学で一年春から先発出場

高校時代は甲子園などからは縁遠かったものの、三年春から引退までで15本塁打と量産。近畿大学に進学すると一年春の開幕戦で「5番・左翼手」で先発出場するなど、中軸に定着しました。

2年夏には日米大学野球選手権などの日本代表に選ばれ、同秋にはリーグMVPを獲得。4年秋にはリーグ戦通算14本目の本塁打を打ち、関西学生野球リーグのリーグ戦通算本塁打記録を更新し、二度目のリーグMVPを受賞しました。

2020年のドラフトで4球団競合の末阪神へ

2020年のドラフト会議では、福岡ソフトバンクホークス、オリックス・バファローズ、読売ジャイアンツ、阪神タイガースが一巡目で指名。抽選の末、地元球団である阪神タイガースが交渉権を獲得しました。阪神タイガースジュニアの頃からの縁ですね!背番号は8、大きく期待されて、佐藤輝明選手のプロ人生が始まりましたよ!

プロ一年目、序盤から頭角を現す

プロ一年目となる2021年シーズン、オープン戦でなんと12球団最多の6本塁打を記録し開幕一軍を掴むと、6番ライトで開幕戦からスタメンを勝ち取りました!開幕二戦目で早速プロ初本塁打を記録すると、4月1日にもホームランを放ち、セ・リーグの新人選手で史上初の開幕2カード連続本塁打を記録しました。

5月2日には4番サードで先発出場すると、プロ入り初の満塁ホームランを含む5打点の大暴れ!5月7日に10号を放ち、ドラフト制移行の新人選手として史上最速、33試合目での二桁本塁打を記録しました。

月間MVPやオールスター選出も

5月に打率.301、本塁打6、打点19の大活躍で月間MVPを獲得、交流戦では5本塁打で交流戦新人最多本塁打数を更新と大暴れ、オールスターゲームでは史上初となる新人でのファン投票セ・リーグ最多得票で外野手部門から選出されました。オールスター第二戦でホームランを放って敢闘賞にも選ばれましたよ。

結果、このシーズンで24本のホームランを放った佐藤輝明選手。新人左打者の最多本塁打記録(75年振り)や球団新人の最多本塁打記録(52年振り)を更新してみせました。これらの活躍により新人特別賞も受賞していますよ。

終盤は苦戦

一方で三振も非常に多かった佐藤輝明選手。一年間で173の三振数はリーグ最多、新人の最多三振記録を大きく更新するものになりました。更に終盤には1シーズンの連続無安打記録としてはワーストの59打席連続無安打を記録。規定打席には到達したものの、シーズン打率は.238と低調に終わりました。

プロ二年目は全試合出場

良くも悪くも絶大なインパクトを残した前年を経て、2022年シーズンの佐藤輝明選手は様々な数字を改善。打率は.238から.264に、安打数は101から143に、打点は64から84にそれぞれ上げました。全試合に出場し、打席数も455から603と大きく増えた一方で、三振の数は173から137と大きく減らし、選手としての成長を見せましたよ。本塁打の数は20本、前年と比べて4本減ったものの左打者としての新人から2年連続20本塁打というのはNPB史上唯一の記録です!

プロ三年目は苦戦も……

順調に成績を伸ばし、更なる活躍を見据え臨んだ三年目。しかし5月2日までで打率.229、本塁打3本、打点9と苦戦を強いられています。それでも4月29日は2本の本塁打で4打点を挙げる大暴れ、5月2日の試合でも二安打を放っており「五月男」の復調に期待が寄せられています!

最後に

今回は佐藤輝明選手の経歴やプロフィールを紹介しました。

ルーキーイヤーから野球ファンに鮮烈な印象を与えた佐藤輝明選手。これからも我々を驚かせるような活躍に期待したいです!