WBC2026、連覇が期待される中で臨んだ侍ジャパン。結果は準々決勝敗退という残念な結果に終わったものの、選手達の活躍は日本中を熱くさせました。中でも目立ったのが阪神タイガース勢の活躍ですよね。ベネズエラ戦でもWBC阪神メンバーの活躍が際立っていました。
今回はWBC2026の阪神メンバーの活躍を振り返ります。
佐藤輝明の活躍
プロ入り前からその打棒は高く評価され、2020年に4球団競合の末タイガースに入団した佐藤輝明選手。2025年シーズンにその才能はいよいよ開花し、甲子園を本拠地としながらシーズン40本の本塁打を放つ圧巻の活躍でセリーグMVPに輝き、晴れてWBCメンバー入りを果たしました。
しかしWBC本戦では日本人メジャーリーガーがチームに揃う中で、当初はレギュラーの座を掴むことはできず、代打での出場が主となりました。開幕戦の台湾戦では大谷翔平選手の代打で出場し、四球。韓国戦では代打から二打席に立つも出塁はできませんでした。
オーストラリア戦で値千金のタイムリー
接戦となったオーストラリア戦では、8回に代打で登場し、レフト線へのタイムリーツーベース!WBC待望の自身初ヒットをタイムリーで飾った佐藤輝明選手。日本代表が決勝トーナメント進出を決めた状態で臨んだチェコ戦では2番ライトでスタメン出場し、一打席目でレフトへのツーベースを放ちました。その後死球での出塁もありましたよ。
1次ラウンドでは基本スタメン外ながらも代打として大事な所での起用もあった佐藤輝明選手。井端監督の信頼が厚かったことが窺えます。
ベネズエラ戦でスタメン出場
一次ラウンドではライトとしてスタメン出場を果たしていたのは近藤健介選手でした。しかし近藤選手が不振に陥り、準々決勝のベネズエラ戦で2番ライトとしてスタメン出場を果たしたのは佐藤輝明選手でしたよ。1点ビハインドの3回裏、一死一二塁のチャンスの場面でライト戦を破るタイムリーツーベースを放つ活躍を見せた佐藤輝明選手。起用に応える見事な同点タイムリーでした!
結果、佐藤輝明選手は5試合全てに出場し、12打席で10打数3安打、打率.300に出塁率.417、放ったヒットはすべて二塁打で打点も2を記録と、堂々の大活躍でした。
森下翔太の活躍
2025年にプロ3年目のシーズンを迎え、打点や本塁打などでは佐藤輝明選手に次ぐ2位の成績を残した森下翔太選手。佐藤輝明選手と共に最強クリーンナップを形成し、チームを優勝に導いた森下翔太選手はWBCにおいても共にメンバー選出されることになりましたよ。センターを守れる選手が少ない中で、準備期間に慣れないセンターの練習も行った上で大会に臨みました。
開幕戦の台湾戦では代打起用も凡退。続く韓国戦では出番がなく、オーストラリア戦では代打出場も、ここでも結果は残せなかったのですが……。
ベネズエラ戦で一時勝ち越しのスリーラン
チェコ戦では1番レフトでスタメン出場した森下翔太選手。5打席に立つ中で、ショートへの内野安打で今大会自身初のヒットを記録、四球での出塁もありました。
一方で豊富な野手陣の中で森下選手の出番は限られるのではないかと思われていた矢先、ベネズエラ戦ではセンタースタメンの鈴木誠也選手が盗塁を試みた際に負傷、2回表の守備という早い段階でセンターの守備から出場することに。3回には同点、一死二三塁という状況で打席を迎え、なんと勝ち越しとなるスリーランホームランを放ちましたよ!大会を通しては4試合出場で10打席、9打数2安打でしたが、大きなインパクトを残しました。
出典:(パーソル パ・リーグTV公式)PacificLeagueTV
坂本誠志郎の活躍
2025年にベストナイン、そしてゴールデングラブを受賞したタイガースの正捕手、坂本誠志郎選手。WBCでも代表に選出されましたが、大会本戦では若月健矢選手が正捕手的立場に落ち着き、坂本誠志郎選手の出番は限られることに。開幕戦の台湾戦では守備からの出場となり、韓国戦ではスタメンを務めるも2打席2三振、その後代打を出されベンチに退きました。以降3試合では出場がありませんでしたが、国際大会ではキャッチャーチームのチームワークも大事になってくるもの。坂本誠志郎選手も見えないところでチームへ大きな貢献を果たしていたはずですよ。
大会中のエピソード
ここからはタイガースのWBCメンバーに関連する大会中のエピソードについて紹介します。
石井大智が無念の辞退
実はタイガースからは本来もう一人選手がWBCメンバーとして招集されていました。2025年に50試合連続無失点、53イニングでシーズン防御率0.17などとんでもない記録を残した最強セットアッパー、石井大智選手です。しかし石井大智選手は春季キャンプの紅白戦の最中に左アキレス腱断裂の重傷を負ってしまい、WBCを辞退することに。WBCメンバー、特にタイガースのチームメイトである佐藤輝明選手達は石井大智選手の思いも胸に試合に臨んでいたのではないでしょうか。
侍ジャパン出演のCMが話題に
大会期間中には侍ジャパンとGoogleのコラボCMが頻繁に放送されました。大勢選手、小園海斗選手、高橋宏斗選手、そして森下翔太選手が決起集会のお店探しを相談するという内容になっているのですが、森下翔太選手はGoogle検索AIモードを利用し、お店を検索する役柄ということで台詞も一番長く、話題になりました。何とも言えない絶妙な演技が「可愛い!」と話題になり、あまりにも繰り返しCMが放送されるので大会期間後期中はネタ的な人気も博していましたよ。
WBC出場を経ての三人の感想
WBCの戦いを終えた後のタイガース戦士三人のコメントについて、佐藤輝明選手は国際大会の熱量の高さに触れ、高ぶるものはあったものの変な緊張感もなくいけたと語りました。森下翔太選手は、あの舞台で戦えたというのが自信になって日本に帰って生きるとコメント。ホームランについて、大谷翔平選手からナイスバッティングと言ってもらったことも明かしています。坂本誠志郎選手は自分の力の無さ、自分の伸びしろを実感。ライブBPで大谷翔平選手の球を捕手として受けたことも明かしましたよ。
最後に
今回はWBC2026の阪神メンバーの活躍や大会エピソードについて紹介しました。爪痕を残しながらも侍ジャパンを優勝に導くことは叶わなかった佐藤輝明選手達。次回のWBCなど、今後の侍ジャパンの戦いでもきっとメンバーに名を連ね、今度こそ優勝へと導いてくれるはずですよ!
