阪神は弱い!だから黙って見守れ!金本タイガース2016前半戦総括!

2016年7月13日

オールスター前の前半戦が終了した。

超変革元年の阪神タイガースは、

まさに激動のシーズン前半戦となった。

一番 高山

二番 横田

開幕オーダーから、ファンの心を

鷲掴みにした金本監督の采配。

「新時代が到来した」

誰もがそう思った。

「優勝」の二文字を

開幕前から信じたファンも多かった。

しかし、現状はそんなにうまくはいかない。

87試合を終えて、

37勝47敗3分のリーグ5位。

とくに打撃陣は深刻で、

チーム打率 .241は12球団ワースト

ホームラン数45はセ・リーグワースト

とにかくチャンスの場面で一本が

出ないという試合が多かった。

打てない打線に金本監督は、

日替わりでオーダーを組むことに。

しかし、ツギハギにツギハギを重ねた

ところで結果は知れていた。

とっかえひっかえ打線が

余計に打てない、勝てないという

試合結果を招いていたように思う。

高山、横田、江越、陽川、

原口、北條、中谷、

若手が積極的に起用された。

頼れるベテランと助っ人である

鳥谷、福留、西岡、ゴメス。

がむしゃらに結果を求めていく若手と、

どっしりと安定的な数字を残す主力。

シーズン前に金本監督が描いたビジョンは

こんなところだったろう。

たしかに理想だ。

しかし、その理想とは程遠い結果を

ここまでのタイガースは披露してしまった。

空回りする若手と、

不安定なベテラン、助っ人。

なぜこんなことになったのか。

2016年シーズン前半をふり返る。

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タイガースが抱える問題が浮き彫りになったシーズン前半戦

近年のタイガースは、

助っ人外国人を頼りにしながら、

シーズンが終わる頃になんとか

Aクラスに滑り込むという

野球を展開してきた。

マートン、ゴメス、メッセンジャー、呉。

助っ人外国人の全員が、何かしらの

タイトルホルダーになるという

年まであったほどだ。

これまで阪神タイガースという球団は

自前の選手を上手に育て上げ、

チーム力の底上げをして勝利を

掴み取るという戦略を放棄してきた。

毎年のようにストーブリーグで

ビッグネームをFAで獲得したり、

助っ人外国人を集めてチームの中心を

コロコロと変えてきた。

金だけに物を言わせた球団の体質は、

スタメン生え抜き野手が鳥谷だけ、という

異常な状態のチームを作り上げてしまった。

そんな育成指導のノウハウを知らない

阪神タイガースの球団フロントが、

「若手育成」の期待を込めて就任の

依頼をしたのが金本監督である。

「1年目は優勝を狙わなくていい。

むしろクライマックスシリーズの

圏外であるBクラスでもいい。

来年、優勝できるチーム作りが最優先」

一部の球団幹部の口からは、

そんな言葉まで出たそうだ。

「本物の強さを作って欲しい」

その希望を託されたのが金本監督だった。

その言葉を胸に、金本監督は始動した。

就任すぐの秋キャンプから、精力的に

若手にバッティングを指導。

自らが練習と努力で成功を勝ち得た

叩き上げの選手なだけに、

バットを振り続ければ、

結果を残せる打者に育つという

信念があるのだろう。

そんな思いが結実したのが、

開幕前のオープン戦で見事な結果を

残した横田だった。

この試合で結果を残さなければ、

横田は二軍確定!

毎日のようにそんな言葉で横田に

プレッシャーをかけた金本監督。

その期待を良い意味で裏切るように

横田は連日ヒットを重ね、結果を出した。

ついには開幕スタメンまで勝ち取った。

ここまでは、金本監督の育成指導が

形になって現れたケース

だったのかもしれない。

しかし、開幕から時が経つにつれて、

次第にチームの状態は悪くなっていった。

金本監督の劇薬も、基礎がないチームに

とってはその副作用に苦しむことになった。

交流戦前まで、なんとか勝率5割ほどを

キープしていたが、

パ・リーグの強さの前にメッキが剥がされ、

借金生活となった。

勝てないチームに対して、

いつしかファンの心も揺らぎだしてしまった。

「育成」と「勝利」の両方を求める

「育成」と「勝利」の両方を求める。

これは、

思うような結果が出ないチームに、

ファンやマスコミからあがった、

「今年は育成の年だから諦めよう」という

声に対して、金本監督が言った言葉である。

あくまでも「勝利」することが大前提で、

そのうえで選手を育てるという方針だ。

立派な考えだし、実現して欲しい理想だ。

しかし、指導経験のない監督を始め、

コーチ陣も一新された2016年の

タイガースに「育成」と「勝利」の

両立を実現するスキルも経験もなかった。

手探りの中、ここまで良くやっている

ほうだと評価すべきではないかと僕は思う。

しかし、人気球団の宿命とも言うべき

「過剰な愛」が、勝利という結果が出ない

金本タイガースに牙を向いた。

無能だ!

采配を知らない!

金本は辞めろ!

一部のファンや、心無い人から、

批判的な声が聞こえるようになった。

1人のタイガースファンとして、

こんなに悲しいことはないと思った。

たしかに、金本監督の采配で、

疑問に感じる部分も僕にだってある。

人間なのだから、完全にすべてを理解して、

金本監督の采配や考えを

100%受け入れることなんてできない。

でも、それも含めて、金本知憲を

信じてみようとシーズン前に誓った。

就任前の、その期待は今も変わっていない。

一方で、ひとつ言えることは、

批判的な声を出せば出すほど、

金本知憲という男は燃える!ということだ。

強い反骨精神と克己心を持っている。

何くそ!と思っているに違いない。

現に否定的な意見や、批判的な声に対して、

金本監督は反論もしないし、

弁明もしていない。

いつか結果で見返してやる。

金本知憲は、きっとそう思っているに違いない。

だから、我々ファンは黙って応援すれば良い。

前半戦のタイガースは本当に弱かった

ここまでの戦いを見てきて、

やはり育成と勝利の両立を目指すとは

言うものの、その戦いぶりには

目をつぶりたくなるものが多かった。

マートンの穴埋めで加入したヘイグは、

まったくと言っていいほど機能しておらず、

FAで今年加入した選手は、投手の高橋のみ。

あくまでも自前の選手を育てることを

選択した金本監督の思惑が、

現在のチームが「弱い」と感じる要因に

なっているのだが、

その監督自身も前半戦の総括で、

「ここまで打てないとは思わなかった」

と想定外な部分があったことを認めている。

鳥谷、西岡、ゴメスという主力が、

本来の活躍を見せられなかったことが

なによりも想定外だった。

僕としては、柴田や俊介、上本といった

おなじみの選手達が二軍に胎動する

ことが多く、目立っていないのも気になる。

もう選手として「化ける」ような

年齢でもない彼らだけに、

今後の「見切り」も気になる部分だ。

柴田に関しては、今年は一軍に一度も

上がっていない。

改革や変革には血がともなわれる。

それが、超変革ともなれば、甚大だろう。

シーズンオフの契約更改で一波乱ありそうだ。

そういう意味でも、

超変革はまだまだこれからだと言える。

若手を育成して、勝てる戦闘集団を

作り上げてくれるのを信じて待ちたい。

最後に、選手の育成には、

監督やコーチだけで

なく球団フロントにも辛抱がいるという。

そしてそれは、我々ファンも同じである。

変わったタイガースを、

強いタイガースを、

生え抜き選手が躍動する

タイガースを見たいのであれば、

ごちゃごちゃ批判なんか言ってないで、

黙って見守れ!

と、声を大にして言いたい。

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みんなのコメント

  1. T-Ray より:

    僕はほぼ全て同感ですが、ヘイグ選手だけは少し言い過ぎではないかなぁと思います。

    シーズンの序盤は、2試合連続お立ち台に立ちましたし、そこから初ホームランもあって、好調だったのに、高熱が出てしまって、2−3試合休んでしまった時がありました。そこで復帰するのが早すぎたもたいで、本調子に戻れず、1週間ぐらい奮闘しながらなかなか調子を上げずに2軍降格になってしまいました。1ヶ月間のファーム生活で、4割2分3厘打って、再び1軍に昇格。交流戦の前に、特に東京ドームで長打は3本くらい打ってました。ところが、交流戦入ってから、DHの起用や、ベンチスタートの試合があって、チャンスの時に併殺があって、即2軍降格になってしまいました。

    それに、ブルペンが弱すぎて、ドリスもマテオも一軍で起用しなくてはならない状態で、外国人枠の制限のため、ヘイグにもう一度のチャンスはなかなか与えられず、ファームで頑張らないといけないのは仕方ないと思います。

    能力で言えば、北條選手より長打力はあると思います。波に乗ったら打率も北條より上だと思います。守備は不安定のは致命的なのかなぁと思います。

    でも、「まったく機能してない」は正しくないと僕は思います。

    • 天村 聡生 より:

      T-Rayさん
      コメントありがとうございます。

      貴重なご意見として賜りました。

      今後ともよろしくお願いいたします。

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