阪神から歳内と植田が日本代表に選出!

クライマックスシリーズのファイナルステージが始まり、盛り上がりを見せている中、阪神タイガースに嬉しいニュースが飛び込んできた。

10月28日からメキシコで開催される野球のU23(23歳以下)ワールドカップの日本代表24人が発表され、阪神タイガースからは歳内宏明、植田海が選出された。

国際経験を踏むことで、さらなる高みを目指してステップアップして欲しい。

U23ワールドカップは10月28日から11月6日まで、メキシコ・モンテレイで行われる。

歳内と植田の2016年

将来の抑え候補として注目される歳内だが、今年はわずか9試合のみの登板だった。

4月に出場機会を与えられたが、思うような成績を残せずに二軍落ちとなり、ファーム生活が続いてしまった。

雪辱に燃える来季へ向けて、日本代表選出を弾みにしてもらいたい。

代表選出が決まってから応じた取材で歳内は「いろんな他球団の選手とか、アマでもプロにくるような選手だと思うので、学べるところもあると思う。他の国のチームとやれる機会もないと思うし、いい経験をしたい。みんなでまとまりを持って、頑張りたいですね」と活躍を誓った。

植田の2016年はと言うと、シーズン最終戦となった10月1日の巨人戦で一軍デビューをようやく果たした。

6回裏に、中前安打で一塁に出た俊介の代走として一軍デビューし、盗塁を企画するも相手捕手の好送球によって、二塁付近でタッチアウトを喫した。

次の回の守備にはつかなかった為、一軍での記録はこれだけとなっている。

歳内と同じく取材を受けた植田は「海外でのプレーは初めてですね。出塁率にはこだわりたいです。違うチームの人とか、敵でやってた人と一緒にできるので、いいところとか自分の足りないところを勉強したい。またレベルアップできたらいい。いい経験ができると思う。優勝できるようになんとか少しでも貢献できればいいです」と意気込みを語った。

経験を積んで、大きくなった2人が来年の甲子園で活躍することを願う。